デュエル・マスターズ 「ガルド」紹介記事②【A~Fまで】
前回の記事では、デュエル・マスターズのガルドの概要について紹介をしました。
前回の記事はこちら→デュエル・マスターズ 「ガルド」紹介記事①【ガルドとは?】 – 趣味魔人 (shumi-majin.com)
今回からはガルドのA~Zまでの称号を持つデュエリストたちを紹介したいと思います。原作はもちろん、アニメやコロコロの付録で付いてきた「不亞一族大集結ポスター」での切り札カードも含めて紹介していきたいと思います。
A(アッシュ)
Aの称号を持つのはアッシュという少年デュエリストです。原作でもアニメでも出番は多めですが、意外なことにデュエル描写はほぼ無いです。
僕と同年代くらいの方はヒーローズパックや、ヒーローズカードに映ってるキャラクターとして印象に残ってる方も多いでしょう。
使用しているデッキについては不明ですが、ヒーローズカードの《封魔魂具バジル》や「不亞一族大集結ポスター」の切り札でも火/水の多色クリーチャー《猛菌剣兵チックチック》が設定されているため火文明の主体のデッキを使用していると思われます。
同ポスターでは「速攻が好き」と記載されており、ヒーローズカードでも軽いカードやスピードアタッカーが多い印象があります。ぜひ1度でもデュエルの内容が知りたかった……。
リーダーのZ(ザキラ)やOの称号を持つO(オアシス)とは旧知の仲で、その設定を反映してかアニメ「チャージ」などではオアシスやザキラとの絡みが増えています。
SXで勝舞たちが旅立つきっかけを作った人物であり、最終的にはザキラとともにアダムの攻撃を受けともに立ったまま死亡しました。
余談ですが、初登場時は上記のような顔でしたが、徐々に綺麗な顔になっていきました。アニメや後半の原作、ヒーローズカード、デュエプレなどで全然顔が違っています。気になる方は見てみてください。てか、そっちの方がアッシュのイメージに近いって方が多いでしょう。
B(ブラー)
Bの称号を持つB(ブラー)もアッシュと同様に幼い少年です。片目が帽子で隠れており、不気味ながらも可愛らしい目が覗いています。
ポスターにも記載がある通り、幽の幼馴染で、幽が序盤に戦っていた理由は彼らをガルドの手から救い出すためでした。結局彼らはザキラに洗脳されていたわけではなく、自らの意思でガルドに残ることを選び、幽を嘲笑するのでした。
デッキは水と火のウィニー寄りのデッキ。《襲撃者エグゼドライブ》などのアタッカーで攻め、《アクア・ガード》などの軽いブロッカーで相手の攻撃を止める。逆に相手にブロッカーを立てられた場合は《クリスタル・ランサー》で相手のブロックを躱しながら攻めていくのが彼のデッキのコンセプトです。結構理にかなったデッキです。
(ちなみに原作だとデュエルないどころか出番自体がほぼ無し。画像もこんなのしか用意できませんでした:: 検索するともっといい画像が出てくると思います。)
彼も原作ではデュエル描写はなく、アニメで出番が増やされました。上述のデッキの内容もアニメ内で明かされました。しかし、アニメ版では黒城に2度挑み、2度敗北するという戦績でした。(ちなみに上述の幼馴染設定からか幽はこの時涙を流していました。)
ポスター記載の切り札は《クリスタル・パラディン》。若干違います。
C(チャッピー)
ガルドの根城である不亞城に行くための電車の車掌を務める男。大柄だが、アニメではブラーや後述するD(デリシャス)やF(フォース)などとガルドに入る前に友達だったということから彼らとはそこまで歳は離れていない模様。
原作でもデュエルをしている数少ない人物であり、使用デッキは「へドリアン」を主体とした闇文明デッキ。切り札はちょっと前まで規制されてた強力なサルベージ カード、《凶星王ダーク・ヒドラ》。(ポスターによるとザキラから奪ったカードらしい)
アニメでは使用デッキが変わっており、そちらでは闇と自然の2色デッキを使用。販促の関係からかクロスギアを使用するデッキに変わっています。
4マナでパワー11000の《憤怒の猛将ダイダロス》に、パワーを2倍にしてクロス後のパワーによってブレイク数を増やす《パワード・スタリオン》をクロスして攻めるというパワーデッキに変わっています。ダイダロスの攻撃時のデメリット能力も《飛行男》を破壊することで効果的にその能力を発動させています。
D(デリシャス)
不亞家(ガルド)の見守り番の少年。そんな役職ですが常に枕を手に持ち、眠そうな表情をしています。ちなみに服もパジャマ。
この子も原作ではデュエル描写はなし。アニメ「チャージ」では光と火のデッキを使用。また、同作で後にUと判明した不亞幽を除いて1番初めに勝舞が対決したガルドメンバーでもあります。
勝舞とのデュエルではポスターで紹介されていた通り《雷炎賢者エイジス》を使用し勝舞のバトルゾーンに並んでいた《青銅の鎧》を一掃したり、アンタッチャブルの進化獣《聖皇エール・ソニアス》を使用し攻め立てるデッキを使用していました。
また、ポスターによると、後述するE(エルリオ)、F(フォース)とは一緒に日本に密航してきた仲であり、切り札も一緒だそうです。この設定はアニメでかなり堀り下げが行われています。詳しくはF(フォース)の項目で紹介します。
E(エルリオ)
不亞家の見張り役の少年。原作ではライフル銃を持っていますが、子供向けアニメでまずいと思ったのかアニメ版では望遠鏡に差し替えられています。
漫画ではデュエル描写はほぼなし。例によってアニメではデュエルしており、黒城と対決しています。
元々は水/光の2色デッキを使用していた模様。しかし、勝舞を倒すために呪いのカードと伝えられるカード《悪魔神ドルバロム》をカードショップから奪った結果、ドルバロムに操られ、闇/自然のデッキに変更します。(なんで光/水のデッキにドルバロム入れようとしたかは永遠の謎。しかし子供っぽくていいよね)
上述の通りアニメでは闇/自然の2色デッキで黒城と対決。自然文明のカードでマナブーストしつつ最速でドルバロムを出すことを目的とした所謂【ターボドルバロム】を使用。狙い通りドルバロムの速攻召喚に成功するものの、黒城のS・T、《デーモン・ハンド》でドルバロムを除去され、返しのターンでとどめを刺されて敗北しました。
このデュエルでドルバロムは黒城の手に渡り、以降彼の切り札となります。(アニメでの黒城はこの時初めてドルバロムを見たようなリアクションをしているため、原作の設定とは少し異なっている模様。)
アニメではのちに再登場しており、原作通りDr.ルートたちを足止めするためにデュエル。その際に火のカードを使っていたためもしかしたら3色デッキだったのかもしれないです。
上述の通り、D(デリシャス)と切り札は一緒とのことなので漫画での切り札はたぶん《雷炎賢者エイジス》
F(フォース)
不亞家の門番の少年。「F」と書いてあるバンダナ(?)で目元を隠している少年です。
原作ではデュエルこそしているものの、Dr.ルートに瞬殺されています。
アニメ版では不亞家の門番として不亞城に突入しようとする勝舞と対決。デリシャス同様に火と光のデッキで勝舞を追い詰めました。
アニメでかなり設定を掘り下げられたキャラクターであり、勝舞とのデュエルは2週にわたって繰り広げられました。
上述の設定どおり密航してきたかは不明ですが、デリシャス、エルリオの3人といつもデュエルをしてました。そして彼らは、大会などで優勝を重ね名をあげていきました。やがて不亞家(ガルド)のメンバーとして迎え入れられた彼らは不亞家のデュエリストになるための過酷な授業とその理念「弱者は必要ない」という考えにより変わっていきました。
やがて、決定的な出来事が起きました。
不亞城の門番を決めるためのデュエルを行うことになったフォースたち。親友との命がけのデュエルをしないために彼らはそのデュエルには参加しないと約束をしました。しかしどうしてもその役職に就きたかったフォースは約束を破りそのデュエルに参加することに。そのデュエルはお互いに顔が見えないように黒いローブをかぶってデュエルをするというものでした。
フォースがそのデュエルで勝ち抜き、門番になろうという時に彼らの先生であるK(キルミー)によりフォースが打ちのめしてきた相手は彼の親友であったブラー、チャッピー、デリシャス、エルリオだったことが判明。彼らもまたフォース同様に親友と戦わずに門番になるためにデュエルに参加していたのでした。
キルミーにより「友情など幻想」とそそのかされたフォースはそれ以来友情を切り捨て、ただ強さを求めるように歪んでいくのでした。
上記の経歴から「友情」という言葉に強く反応し、友情のため、白凰を助けるために行動する勝舞を否定するようにデュエルしていくのでした。
話をデッキの話に戻しますと、デリシャスらと同じく火/光の2色デッキ。デリシャスとは異なりクロスギアとアクセル能力をもったクリーチャーを中心としてデッキを使用。ブロッカー付与の《シャイニング・ディフェンス》をアクセル能力でパワーが上昇するクリーチャーたちにクロスし守りを固め、《聖天使カイザル・バジキューラ》や《浄化の精霊ウルス》などのWブレイカーたちで攻める戦法を取ります。
特に相手のマナゾーンに火のカードがあるときにブロックされない「火ステルス」を持つカイザル・バジキューラとブロックされなかった時に自身のシールドを増やす《グロリアス・ヘブンズアーム》のコンボで火主体の勝舞との戦いを有利にしていきました。(勝舞のデッキにブロッカーほぼいないっぽいですけど。)
あと一歩のところまで勝舞を追い詰めるものの、S・T・X(シールドトリガーで、無料までクロスまでできるクロスギアのこと)である《アクテリオン・フォース》をブレイクした際に踏んでしまいそれをアクセル能力で2回攻撃ができる《メタルカオス・ドラゴン》にクロスされ形勢逆転。フォース側もS・Tを引くものの一歩及ばず、4人の親友たちを思いながら敗北しました。
上記のようにすごく掘り下げられたキャラでした。個人的にはこういう感じのアニオリは好きですね。デリシャスとデッキが差別化されてるのも結構面白いキャラです。
今回のまとめ
いかがでしたか。今回はA~Fまでの称号のデュエリストたちを紹介させていただきました。
F(フォース)の項目かなり長くなってしまいましたね;;反省します。
次回はGからのデュエリストたちを紹介していきます。それでは。
次→デュエル・マスターズ 「ガルド」紹介記事③【G~Kまで】 – 趣味魔人 (shumi-majin.com)
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