デュエル・マスターズ 「ガルド」紹介記事③【G~Kまで】
前回の記事では、ガルドメンバーのA~Fまで紹介をしました。
前回の記事はこちら→デュエル・マスターズ 「ガルド」紹介記事②【A~Fまで】 – 趣味魔人 (shumi-majin.com)
今回はガルドのメンバーのG~Kのメンバーを紹介したいと思います。
ここからは割と原作、アニメでも目立っていたキャラクターが続々出てきますのでお楽しみに。
G(ゲドー)
黒装束(PやQ,初期ザキラを見ると多分ガルドの正装)を身にまとった不気味な男。基本オネェ口調だが、酔っぱらったり余裕がなくなると普通に男口調になる。
ある意味でデュエマの様々な出来事の原因を作り出した男。彼が白凰邸を襲撃し、白凰の母を殺害したことで白凰は闇堕ちし、彼が白凰を攫って洗脳したことで白凰が闇堕ちし……なんか白凰関連だらけだなこの人。
一応、過去に《ボルメテウス・武者・ドラゴン》を手に入れるため勝舞に襲い掛かったこともあります。
ちなみにその際には今とはだいぶ姿が違います。皆さんがよく知る上の画像のGは勝舞に敗北し、火だるまになり、改造手術を受けた後の姿です。(当時の姿は↓)
こんな感じの割と重要人物であるのですが、劇中でデュエル描写はほぼ無く、番外編で2度デュエルしたのみ。
勝舞戦で使用した際には闇文明のカード《風車男》と《混沌の魔将ヴァジュータ》を使用した以外はデッキ内容は不明。
後に白凰邸を襲撃した際に使用したデッキはザキラに組んでもらったデッキで本来の彼のデッキではありませんでした。(ちなみにその際に使用したデッキは当時発売されていたグランド・デビルを中心とした構築済みデッキ「ビギナーズ・ビートスラッシュ・デッキ」)このデッキの切り札である《魔皇グレンベルク》で白凰にとどめを刺し、それをかばった白凰の母を殺害しました。アニメ版ではそれとは異なる闇文明デッキを使用。白凰の母にとどめを刺したのも《ギガルゴン》になっています。
以上の内容からおそらく見た目通り闇文明使いだったものと思われます。しかし、「不亞一族大集結ポスター」で紹介されていた切り札はなんと《ホーリー・スパーク》。
イメージカラーと全く正反対の色のカードを使うのはなかなかかっこいいと思います。実際は闇/光のデッキとかだったんでしょうか。
H(ヘンドリクス)
Hの称号を持つヘンドリクスは野生児です。漫画では普通にしゃべっている場面があるのですが、アニメだとほぼうめき声しか挙げてなかったと思います。
覚醒したカードは高熱を発して本来つかむことさえ難しいのですが、彼の持つ鋼鉄の腕はそれを難なくつかむことができるという点で重宝されています。……のですが、普段は不亞城の牢獄にいます。
このキャラも原作ではデュエルしておらず、アニメでのみデッキの内容を知ることができます。
自然/光/水文明の3色デッキで、《フィーバー・ナッツ》や《念仏エルフィン》などのマナコストを少なくするクリーチャーを召喚し、《青銅の鎧》などでマナ加速してひたすら横展開。消耗した手札はバトルゾーンにクリーチャーが出た時に1ドローできる《雷鳴の守護者ミスト・リエス》の効果で補充。さらに自分のクリーチャーを任意の枚数手札に戻して、その同数相手のクリーチャーをバウンスする《ショック・ハリケーン》を使用して場をコントロール……といったクレバーなプレイングを披露。野生児と呼ばれている割には堅実なデッキを使用していました。
最終的には《インフェルノ・シザース》2枚をクロスした《メタルカオス・ドラゴン》と《紅神龍ガルドス》の攻撃によってクリーチャーを全滅させられて敗北。
切り札はアニメ版だと一応は《大勇者「ふたつ牙」》になるのかな?「不亞一族大集結ポスター」で紹介されていた切り札は《剛撃戦攻ドルゲーザ》。どっちもガチカード。
I(イメルダ)
Iの称号のデュエリスト「イメルダ」は魔女っ娘デュエリストです。基本的に上記のHと行動を共にしており、仲も良さげです。
不亞城に向かう勝舞の前にHと共に立ちふさがりました。原作では普通に覚醒したカードを強奪。アニメ版では勝舞とデュエルをして負けたにもかかわらずカードを強奪するというデュエリストにあるまじき行為を行いました。(ちなみにアニメ版だとザキラにあとで怒られました。)
アニメでは《ラッキー・ダーツ》を中心とした光/火/自然デッキを使用。
その効果を使用し、強力な効果ながらマナコストが重い「インビンシブル呪文」や《地獄万力》を用いて勝舞を圧倒。最終的には《インビンシブル・パワー》を《ラッキー・ダーツ》で引き当てあと一歩まで勝舞を追い詰めるものの、スピードアタッカーでWブレイカーの《ボルベルグ・クロス・ドラゴン》を召喚され攻撃を受けました。《ラッキー・ダーツ》の効果でシールドが減っていたこともあり、その攻撃でシールドを全て割られ、そのまま《コッコ・ルピア》でダイレクトアタックを受け敗北を喫しました。
その後はHの監視役ということで上述のH(ヘンドリクス)VS勝舞戦でも出番がありました。
切り札はアニメ、ポスター共に《ラッキー・ダーツ》。コンセプトがアニメと原作で変わっていないある意味珍しいキャラです。
余談ですが、原作、アニメ「チャージ」では彼女の髪の色は金色なのですが、のちに放送された「クロス」では青髪になるという謎の変更がありました。逆白凰現象。
J(ジェイソン)
Jの形をした顔とギザ歯が特徴的なデュエリスト。幽をはじめとした不亞家のデュエリストの教育係であります。また幽から「牧師様」とよばれているので牧師なのかもしれません。「守りのマント」なるものを着用しており、相方のK(キルミー)の飛ばした針や、アニメではジョージの放った哺乳瓶(ミサイル?)を無傷で防いだりと防御力が高いです。
原作とアニメで若干口調が異なっており、原作では結構フランクで粗暴な話し方をしていますが、アニメでは基本的に丁寧口調で話してます。
原作では記憶を抜かれた白凰を不亞家のメンバーにするためと不亞家から裏切った幽を始末するためにK(キルミー)と白凰邸(アニメではドクターの家)を強襲。記憶を失った白凰とデュエルをすることに。
使用するデッキは光/水の2色デッキ(原作ではほぼ光単色)。ゲドーには「超・防御デッキ」と称されるグラディエーター中心のブロッカーを大量に詰め込んだデッキを使用。
軽量のブロッカーである《宣凶師ベリックス》や《宣凶師ベルモーレ》で相手の攻撃を防ぎ、攻めに関してはブロックされない能力を付与する《インビジブル・スーツ》を使用してブロッカーを躱したり、先述した低コストのグラディエーターから進化するアンタッチャブルのWブレイカー《聖皇エール・ソニアス》を使って攻撃するなど攻めも強力。
しかし、原作版、アニメ版でも白凰をシールド0まで追い込むものの、原作では《ダブルソード・レッド・ドラゴン》と《崩壊と灼熱の牙》のコンボでシールドとマナを焼灼され敗北。アニメ版では相手クリーチャーをタップした状態で出させる《聖霊王エルフェウス》によってブロックを封じられ敗北。
原作ではその後、FEでもスペインのDMを狙い修業場を襲撃。……するも、Kと共に勝舞の父、勝利にコテンパンにやられ敗走。出番はここで終了。
アニメではもう1戦出番があり、不亞城に乗り込んだジョージと対決。そのデュエルではクロスギアとアクセル能力を持ったクリーチャーを使用したデッキを使用。AC能力でデッキのSトリガー付きの呪文をアタックトリガーで唱えられる《光器マリアンナ》とシールドを増やすクロスギア《グロリアス・ヘブンズアーム》を使用しアタックごとにシールドを増やしつつ、《ホーリー・スパーク》や《スパイラル・ゲート》を使用しアタックしつつ、コントロール。終始デュエルを有利に進めるものの、相手のクリーチャー全てをブロッカーにする《蒼黒の知将ディアブロスト》と相手ブロッカーを全て手札にバウンスする《クリスタル・パラディン》のコンボを受けて敗北。
アニメ版、ポスターでも切り札は先述の《聖皇エール・ソニアス》。
K(キルミー)
前項のJ(ジェイソン)と行動を共にする女決闘者。不亞家の教育係でもあり、前の記事で書いたF(フォース)が歪んでしまった原因を作った人。ヒステリックな性格で、原作では幼児化した白凰にJとの二面打ちされたり、同じデッキを使用されたり、挙句の果てに勝利宣言を受けたりなどしてブチギレていました。アニメだと若干ソフトな感じになっています。
岩石や要塞化した家の外壁を破壊できるほどの威力を持つ針を飛ばせるマントを着ており、相変わらずリアルファイトの能力が高め。
デッキは火と自然の2色デッキ。G(ゲドー)曰く、「3マナ以下のカードしか入っていない超・即効型」のデッキを使用。
防御を得意とするJとは真逆のデッキコンセプトです。速攻の申し子《凶戦士ブレイズ・クロー》や《冒険妖精ポレゴン》、《スナイプ・モスキート》などの軽量アタッカーに加え、切り札《ダイヤモンド・ブリザード》で死んだポレゴンなどを回収しながら戦うデッキです。さらに、アニメではマナを増やすための《幻緑の双月》やブロッカーを除去するための《ピーカプのドライバー》、強力なスピードアタッカー《襲撃者エグゼドライブ》をデッキに投入しているのが確認できます。
初登場時はJと同様に白凰の捕獲と幽の始末を目的に白凰邸を襲撃。幼児化した白凰と対決。持ち前の速攻により白凰のシールドを全て削るものの原作では上述の《ダブルソード・レッド・ドラゴン》と《崩壊と灼熱の牙》のコンボにより敗北。アニメ版では《聖霊王エルフェウス》を召喚されスピードアタッカーによるとどめを妨害され、次のターンで光以外のクリーチャーの召喚と呪文の使用を封じる《聖霊王アルファディオス》を召喚される。光のカードをデッキに入れていないK(キルミー)はそのままなすすべもなく敗北。
アニメ版ではその後白凰のもとへ急ぐミミと対決。おそらく前回と同じ速攻デッキを使用。クリーチャーの数でアドバンテージを取り追い詰めるものの、ミミの最後のSトリガー《雷撃と火炎の城塞》により攻撃を妨害され、返しのターンでシールドを全て割られ、そのままとどめを刺されて敗北した。
切り札は原作、アニメ、ポスター全てで《ダイヤモンド・ブリザード》。
今回のまとめ
個性的なデッキが多いここら辺のキャラクターたち、結構好きです。
更新が滞ってしまって申し訳ない!
次回→デュエル・マスターズ 「ガルド」紹介記事③【L~Qまで】 – 趣味魔人
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より画像を引用させていただいております。
ディスカッション
コメント一覧
小学生の頃、ガルド大好きでした!十数年ぶりに思い出してネットで探しも全然情報がなく寂しいなと思っていたのですが、こんな詳しく取り上げられているだなんて!やっぱりガルドは露出が少ないキャラも個性が際立っていてワクワクします!
初めて見させていただいたのですが、嬉しくてコメントさせていただきました。また更新楽しみにしています。
コメントありがとうございます!
そう言って頂けると嬉しいです。
ガルドの設定はかっこよくて良いですよね!
更新少なめで申し訳ないです
次の記事も頑張ります!