ROBOT魂 ガンダムMk-Ⅱ(ティターンズ仕様)ver.A.N.I.M.E. レビュー

2024年6月3日

今回は、「機動戦士Zガンダム」シリーズより前半主人公機であるMS、「ガンダムMk-Ⅱ」のROBOT魂 ver.A.N.I.M.E.版をレビューしたいと思います。2024年04月26日(公式サイト様より)。

今回立体化されたのはティターンズ仕様の黒いMk-Ⅱ。本機は白いエゥーゴ仕様の方が立体化されている印象があるので今回の黒Mk-Ⅱの立体化は個人的にかなり嬉しいですね。

ver.A.N.I.M.E.は可動も体系も良好なものが多いので今回も楽しみです。

パッケージ

今回のパッケージはこちら。

標準的なROBOT魂の箱になりますが、製品の番号と一緒に描かれているティターンズのマークがイカします。

箱は結構小さく、シンプルな感じです。

箱を開けて中身を見てみましょう。

ブリスターは1枚とかなりコンパクトにまとまっています。それでも1枚に結構ぎっちりパーツが入っており充実した感じです。

ビームサーベルなどのエフェクトパーツはブリスターではなくこのように袋に入っています。通常あまり見ないエフェクトパーツが入っておりますね。期待大です。

あとは説明書が入っていました。

ver.A.N.I.M.E.らしく可動に関しての記載が多くありました。

本体

本体を見てみます。

近年のスマートな感じとは異なり、設定画やアニメ本編のようなぼてっとした感じのプロポーションで立体化されています。本編Mk-のイメージを上手く立体化できています。

特徴的な紺と黒のティターンズカラーも忠実に再現されています。

バストアップで。

センサー、カメラアイのグリーンも綺麗に塗られています。特にカメラアイはくっきりしており顔の良さが際立ちます。

肩などには3号機を示す「03」のマーキングがなされています。

可動

肩の上がりと足の開きから見ます。

上の画像のようにどちらも180°開くなど可動はかなり優秀です。流石にこの状態だと無理ですが、足の接地性も良好でした。

また、肩を引き出すことでこのように万歳出来るくらいに肩が上がります。

Mk-Ⅱは意外とダイナミックにアクションするので(特に劇場版など)この可動の広さは嬉しいです。

肘と膝の可動です。

こちらも良好。どちらも90°以上動くため膝立ちなどもポージングも問題なく出来ます。

顔の左右の動きです。

こちらは普通に優秀。ボールジョイントなので頭を真後ろに向かせることも可能です。

特筆すべきは顔の上下の動きです。

上を向く動きはかなり優秀です。真上にまで向いてくれる勢いです。

対して下への動きは平均的……と言いたいところですが……

 

 

このような感じで頭部のジョイント部を前にズラすことで凄まじいくらい下に向きます。近年でもここまで下向きに動かせるものはあまりないでしょう。これはすごい。

これによってポージングに様々な表情をつけることが容易になっております。

逆にここまで動かすとロボットとしては結構不自然な感じになってしまうのは否めないでしょう。自然な感じになるようにポージングしてあげましょう。とはいえ、ここまで動かすこともあまりないと思うのであまり気にならないですかね。ガシガシ動かせるの自体はすごく良いと思います。

胴体部の動きです。

俯きも上向きも優秀ですが、どちらかというと上向きの動きの方が優秀です。

足首は結構フレキシブルに動きます。スタンドなしでも接地性が良いため結構ポージングできます。

また、足裏のディティールもしっかり再現されています。

スタビライザーはこのように動きます。

前後へはかなり動かすことが出来るためサーベルを引き抜くような動きがしっかり出来ます。

横へは前後の動きと比較するとそこまで動きませんが可動自体は優秀です。

バックパックのバーニアは小さいですが細かく動かすことが出来ます。

手首はある程度スナップを利かせることが出来ます。

また、特徴的な可動として、前腕の部分をこのように左右に動かすことが出来ます。

上述した前腕、手首の動きと併せて腕部分も色々表情をつけることが出来ます。

付属品

次に付属品を確認していきます。

まずはビームライフル。グレーと黒のツートンカラーでシンプルめです。

フォアグリップと後ろにある部分は可動します。また、トリガー前にあるカートリッジは取り外し可能です。

クレイバズーカ。

こちらもデザインはシンプルですがライフルと比べ大型で迫力があります。こちらもカートリッジの取り外しが可能。

グリップ部分は前後に若干動かすことが出来、バズーカの前の部分は回転させることで本体に取り付ける際に干渉を避けることが出来るつくりになっています。

シールドです。

デザインのアレンジもなく、元のデザインに忠実なものです。

後部分にある「I」字の部分にはビームライフルのマガジンの予備を取り付けることが出来ます。

バルカンポッドも付属。

細かい部分ですがセンサー部分のグリーンも綺麗に塗り分けられています。

バズーカのカートリッジの予備。

本体とカバーの2つのパーツに分かれています。

シールドの取り付け用パーツと、ライフル用の予備カートリッジです。

ライフル用カートリッジは2つ付属し、本体に付いているもの併せて3つが本商品には付いてきます。

ハンドパーツは5種類、10個が付属します。

バズーカ用、ライフル用などそれ用のものが付いてくるため種類が多いのでポージングの幅が広がりそうです。

予備用アンテナも付属します。破損した際も安心です。

最後に嬉しいのがこちら。

こちらのパーツに差し替えることで1号機、2号機を再現可能です。パーツの取り外しも容易なのでパッと差し替えることが出来るのも嬉しいところ。

フル装備

武装等を取り付けた状態を見てみましょう。

基本的にあまりシルエットは変わりませんが、武装を持たせると迫力が出ていい感じです。

ライフル、バズーカ用のカートリッジはサイドアーマーに取り付けます。

クレイバズーカはリアスカートに上の画像のように取り付けます。

ライフル用のカートリッジはこのようにシールド裏の凸部分に取り付け可能です。

 

この状態で武装などを見ていきましょう。

ビームライフルは比較的小柄な方であるため片手で持ってもヘタれることなくしっかり保持できます。

また、細い部分ではあるもののセンサーのグリーンも塗り分けられています。

また、上述の通りフォアグリップ稼働するため両手持ちが可能です。

袋に入っていたエフェクトパーツを取り付けてみます。

黄色いパーツはライフル発射を再現できるパーツです。

このようにエフェクトパーツがあるといい感じですね。かっこいい。

クレイバズーカはこのように肩に担げるような大きさになっているので動きが制限されることはありません。

また、この角度からわかる通りバズーカのセンサー部分もしっかり塗り分けられています。

バズーカの別売りのエフェクトパーツを取り付けることで発射を再現できます。

このように可動の広さからサーベルをラックから引き抜く動きも可能です。

サーベルのエフェクトパーツはやや濃い目のピンク色です。

サーベルの刃は2つ付属しているので二刀流も可能。

とはいえ、Mk-Ⅱってそんなに2本同時に持っている印象はないのですが。

さらにサーベルエフェクトには湾曲したものが付属するため、このように切り込んでいるポーズなども映えます。

シールドのジョイントは上の画像のように開き、角度を調整できます。

シールド自体もギミックがあり、シールドを伸縮させてショートタイプを再現できます。

(ちなみに不甲斐ないことにことに僕はこの状態のこと知りませんでした……)

青いパーツはバーニア噴出用のエフェクトです。

2つ付属し、上画像のようにバーニアを吹かせている状態の再現ができます。

ただし、2つしかつかないので全てのバーニアを吹かせる演出はできません。残念ではありますが、流石に4つ付けるのは求めすぎですかね。

バルカンポッドは頭の溝にはめ込む形で取り付けます。

こちらもしっかりセンサーの塗分けがなされています。

最後に差し替えようのパーツで1号機、2号機を再現してみます。

このように細かいところにも拘りを感じてやはりこのシリーズはいいですね。改めてその素晴らしさを感じました。

ブンドド

うむ、かっこいい。

アニメ、劇場版でのMk-Ⅱの印象的なポーズはどれも問題なく出来そうです。

(蹴りは白の方のポーズですが)

エフェクトも雰囲気出ていい感じですね。これがセット内でディスプレイできるっていうのが素晴らしい……!。

感想

以上、ROBOT魂 ver.A.N.I.M.E.より ガンダムMk-Ⅱ(ティターンズ仕様)の紹介でした。

進化を続けるROBOT魂。今回もかなりクオリティの高い商品となっておりました。可動の広さ、ポロポーションの再現度などどこを切り取っても納得の出来となっております。

興味を持たれた方は是非チェックしてみてください。

公式サイト様↓

ROBOT魂 <SIDE MS> RX-178 ガンダムMk-Ⅱ(ティターンズ仕様) ver. A.N.I.M.E. | 魂ウェブ (tamashiiweb.com)