HG ガンダムレギルス 素組レビュー

2024年9月16日

今回は「ガンダムAGE」シリーズより、「ガンダムレギルス」のHGの素組レビューをしたいと思います。発売は2012年。

私の最も好きなMSです。せっかくなのでレビューしたいと思います。

発売は10数年前ですが、AGEのキットは出来が良いと評判ですのでどんな感じに仕上がっているのか楽しみです。早速見ていきましょう。

パッケージ等

パッケージはこちら。

AGEシリーズのHGはこんな感じで迫力あるボックスアートになっています。良い感じですよね。

箱の側面には簡単に機体の設定やギミックの紹介文などが書かれています。

内容

ランナーは7枚+ポリキャップとサーベルのものを合わせて計9枚。

成形色はトリコロールカラーの4色あり、色分けは結構良さげです。

説明書ももちろん付属。

機体の設定だけではなく、パイロットやそれに関連する人物の紹介、武装解説などが書かれていました。

ちょっとアップで。

パイロットとしてゼハートだけではなく、しっかりイゼルカント様も紹介されています。

 

あとシールも付属するのですが、撮り忘れてしまいました。(絶望)

本当に申し訳ないです……;;。

本体・可動

組み立て時間は1時間40分くらいでした。私は動画見ながらゆっくり組んでたので、早い方はもっと早く組み立てできるかと思います。

レギルスのスリムな体形を良く再現できています。色分けも優秀なほうだと思います。各部黄色のダクト(?)もほぼ成形色で色分けされています。

また、一部色分けにはシールを使用していますが、パッと見る限りでは大きく目立たない印象でした。

顔をアップで。カメラアイはグリーンとブラックのホイルシール。センサーの部分は通常の質感のピンク色のシールでした。

面長でシュッとしたレギルスのイメージを再現できている良い造形だと思います。

ただ、厄介オタク的に言うと、頬のダクトがハノ字になっているのが少し気になりました。実際は逆ハノ字みたいな感じなので。その影響か顔は原作と比べやや横に広がっている印象を受けました。レギルスはやっぱりスラリとしているのがかっこいいので。改めて言いますが顔自体は良い造形だと思います。

このキットには目のパーツが2パターンあります。最初のものがヴェイガンMSによくあるライン状のカメラアイ。そしてこの画像がツインアイの画像になります。

正直、2つのカメラアイの違いがかなり分かりにくいんですよね。上の画像と下の画像、パッと見であまり何が変わっているのか分かりにくいのです。

こんな感じでアンテナパーツを外してみると結構わかりやすいのですが……。

レギルスの魅力の一つにこの異形感あふれるラインアイもあると思っているので少し残念。反面、HGでそれを再現するのはかなり難しいとも思うので、2つパーツが付くだけでもいい感じと言えるでしょう。

あと気になったのが、パーツは2つ付属しますが、センサー部分のシールが1つしか付属しません。

つまり、カメラアイを付け替えるときにはセンサーなしの状態か、張ったシールをまた別のパーツにつけなおす必要があります。

これはかなり気になりました。ピンクシールはホイル仕様ではないため、ちょっと値段が上がっても2つ付属して欲しかったです。

ビームバスターのメタリックの部分と黄色いダクト横の黒い部分はシールでの色分けです。

こんな感じで足りない部分をポイントで補うといった感じなのでシールはあまり目立たないです。

腕の黄色部分もシールでの色分けです。

ここは結構目立つかもしれないです。

フロントスカートの黄色いラインもシールです。

アップで見ると目立ちますが、普通に見ている限りではあまり気になりませんでした。

手のパーツはヴェイガン機らしい独特な形状が再現されています。しっかり掌のビームバルカンも造形されています。

 

次に可動を見ていきます。

肩と開脚はこのような感じです。

サイドスカートの形状的にあまり大きく足は開けませんでした。ただ、肩は水平以上に上がってくれるため及第点と言っていいでしょう。

肘、膝はかなり動きます。

どちらも90°以上動いてくれるため、ポージングの自由度は結構高いと感じました。

ただし、接地性はあまり良くないため、基本的に浮かせて飾ると良い感じにディスプレイできると思います。

顔はポリキャップでの接続なのでぐるりと回転させることができます。

腰も同様。ボールジョイントなのでぐるりと回してポージングさせられます。

バックパックの翼の部分はこのように展開させることが可能。

内側が黒で色分けされており、良い感じにメカメカしい感じがして良いですね。

また、このようにある程度前後に動かすことができます。

ただ、あまり動かしすぎるとポロリするので注意が必要です。

レギルスキャノンはかなりフレキシブルに動かすことが可能です。

2枚目の画像のように設定どおり前面に持っていき発射の再現ができます。

 

続いて付属品を見ていきます。

レギルスライフルは2パーツ構成。所謂モナカ割りです。

グレー単色の為、再現の為には城で塗ってあげる必要があります。

センサーと銃口にはグリーンのホイルシールを貼って、色分けを再現します。

サーベルは黄色の軟質樹脂でできています。設定どおり2本付属し、バルカンの銃口部分に直接取り付けます。

レギルスシールドは細い黄色の部分までしっかりパーツによって色分けされています。赤い部分の隙間なくしっかりと閉まっていてかっこいいいです。

シールドは差し替えることでレギルスビットの射出状態を再現可能。開いた部分はグリーンのホイルシールを貼って再現します。

差し替えギミックはシールド裏側にある赤いパーツを押し込むことで取り外しができるようになっている為、簡単に差し替えができるようになっています。これも嬉しい仕様ですね。

また、流石に裏側部分は白単色で色分けはされていません。

ハンドパーツは5種類付属。

平手左右2種、握り手左右2種に加えライフル保持用の専用の握り手が付属します。

股間部分にはスタンド接続用の保持穴が開いています。普段はここを隠すためのパーツがあるため、スタンドを使用せずに飾る場合でも目立ちません。

 

また、このキットを語る上で欠かせないのがレギルスコアのギミック。

連邦のガンダムを参考にしたコアファイターのシステムですがややシュール。

本体から引き抜くだけで簡単にこの状態にできます。

もしメタルビルドとか出たら再現されるのでしょうか。楽しみです(?)

ブンドド

か、かっちょええ……。

やっぱこのスタイル、最高ですね。

感想

以上、「HG ガンダムレギルス」の紹介でした。

細かい不満点はあるものの、造形も良くやギミックなども遊びやすいキットになっていてかなり良い感じでした。

造形が良い為、少し改造したり、塗ってあげるだけでかなり化けると思います。

FXメタビル化したし、レギルスも今後に期待です。(願望)

あまり再版されることがないキットですが、気になる方は是非チェックしてみて下さい。