フィギュアレビュー 『CCPJAPAN×Yoshi. Project 第2弾 エヴァンゲリオン量産機』

今回はCCPJAPAN様より発売された、『CCPJAPAN×Yoshi. Project 第2弾 エヴァンゲリオン量産機』を紹介したいと思います。発売は2024年9月。

フィギュアメーカーであるCCPJAPANと造形作家であYoshi.さんという方のコラボ商品だそうです。ゲーセン帰りにイエサブに寄ったら販売されていた為、購入してみました。量産型エヴァの立体物は結構珍しいのでね。

価格も中々のものだったので、どのようなクオリティで立体化されているのか大変楽しみです。

ちなみに今回は同シリーズの2弾。1弾目は初号機らしいです。

パッケージ

 

パッケージはこちら。

分かりにくいかもしれませんが、箱はかなり大きいです。新調した大きめの撮影ブースでも背景が移ってしまうくらいですので。購入したときもかなり大きめの袋で持ち帰ってきました。

箱は白と紫でエヴァっぽいカラーリングになっております。

内容

箱を開けてみると中には黒い梱包材に包まれた商品が入っています。高額商品ということもあり厳重に入っています。また、この梱包材は2枚重なって入っております。

さらに梱包を解いてみるとこんな感じでパーツが分割された状態で入っています。組み立てになっておりますが後述する通り、パーツが少なめなので結構シンプルな感じです。

2枚目の梱包材には台座が入っています。

 

次に袋から取り出してパーツを見てみましょう。

本体部+背部+腕のパーツです。

足には台座に固定する用の凸部分が付いています。

また、今回の商品はスタチュー型なので可動はしないタイプになっております。可動フィギュアではないので注意です。

頭部のパーツは通常の状態と開口を再現できるパーツの2種類が付属します。

差し替え用のパーツとして翼の展開を再現できるパーツもしっかり付属。スケールの大きさも相まってかなり迫力が出そうです。

こちらは腕の差し替えパーツです。右手には諸刃の剣を、左手にはロンギヌスの槍を持った状態を差し替えにて再現できます。

台座は六角形型のシンプルなもの。裏面は滑りにくい布っぽい素材となっております。

本体

パーツを組み立て本体を見てみましょう。

こんな感じです。

バチクソかっこいいですね。大きさもさることながら仮面ライダーのS.I.Cシリーズのような生物的なアレンジが加えられています。エヴァにぴったりなアレンジ。

色味は写真だと分かりにくいかもしれませんが、やや青みがかった白となっております。

ポーズもエヴァらしさを感じられる前傾姿勢になっています。

左:1/60ウイングゼロ                                                                                                   右:MGアストレアType-F

サイズはガンプラで言うところの1/60と1/100の中間ぐらいの大きさです。それぞれ頭一個分くらいの大きさの差があります。

ちなみに、各部の接続はマグネットによってなされています。なので各部にテンションがかかって破損したり、緩くてポロリ……みたいなことにはならなさそうです。

 

顔をアップで。

量産型の不気味さを感じさせる頭部がしっかりと表現されています。

首元の茶色い部分は茶色単色ではなく、隙間に黒が入ったアレンジの入った配色となっています。

各部関節などの黒い部分は生物らしさを感じさせる筋が入った造形となっています。バッキバキですね。

足は思い切りアレンジが入っています。元のデザインでは、ブーツのようなデザインでしたが、五本指の人間みたいなタイプに変更されています。

頭部を差し替えて開口した状態を見てみます。

文字通り表情が変わるため迫力出ていい感じです。

開口状態の頭部をアップにて。

歯も一本一本しっかり造形されています。舌は青色をしています。劇場版だと青みがかったベージュっぽい感じでしたが本商品では真っ青です。口内は黒で塗られています。

 

次に背部を交換し、翼部の展開状態を見てみます。

翼を展開するとかなりボリュームが出ます。ただ、先述した通りマグネットで接続されている為、重さに負けて落ちてくるということもなく良い感じです。

翼の内側は元のデザイン通り黒で塗られています。

翼にも有機的なアレンジが施されております。

また、翼の模様には目のような意匠が見られます。

おそらく、リミテッドモデルの量産型エヴァのパッケージアートを意識したアレンジだと思います。このパッケージめっちゃかっこよくて好きなのでこのアレンジはかなり嬉しいです。

 

次は腕のパーツを差し替えて諸刃の剣と、ロンギヌスの槍を持たせます。

可動式ではないためこのように腕ごと差し替えて持たせます。

設定では量産型のロンギヌスの槍は剣が変形したものなので同時に持つことはないのですが、まぁそこらへんは置いておきましょう。カッコよければいいのです。

諸刃の剣もこのように模様が施された感じにアレンジされています。またちょっと丸い感じのデザインになっています。

槍はヘタレの防止の関係か透明な保持用のパーツが取り付けられています。細かいパーツなので取り扱いに注意しましょう。

槍も剣も大型なので翼に干渉しないか心配でしたが、問題なく取り付け出来ました。

こちらもかなり大型ですが取り付け方式によって安定して取り付けられます。

勿論、差し替え式ですので片方だけ持たせるということも可能です。好みに合わせてディスプレイしましょう。

全部差し替えてみるとこんな感じ。カッコよすぎんだろ……。

リボルテックヤマグチの量産型と比較。

大きさは勿論の事、アレンジによってかなり変わった印象を受けます。特に足回りはリボルテックの方が原作に忠実なデザインとなっております。

翼も角度やつくりも異なっており、かなり印象が違います。

リボルテックの方もかなり良い商品なので是非チェックしてみてはいかがでしょうか。

最後にRGの弐号機とブンドド。(旧劇のデザじゃないケド)

来月あたりに同シリーズの弐号機出るらしいので楽しみですね。

感想

以上、CCPJAPAN様より『CCPJAPAN×Yoshi. Project 第2弾 エヴァンゲリオン量産機』の紹介でした。

バッキバキのアレンジが光るかなり好みの商品でした。

エヴァ×有機アレンジは刺さる方にはかなり刺さるでしょう。量産型エヴァ自体の立体物が少ないというのもあってかなり嬉しい商品でした。逆に、結構アレンジされているので好みは分かれるかもです。

非可動のタイプなので他と組み合わせて遊ぶことは難しいですが、非常にクオリティの高いものに仕上がっております。量産型エヴァファンの方は是非チェックしてみて下さい。

公式サイト様↓

CCPJAPAN×Yoshi. Project 第2弾 エヴァンゲリオン量産機 | CCPJAPAN (thebase.in)

①の画像:Amazon.co.jp: EVA-05 汎用人型決戦兵器 人造人間エヴァ 量産機最終戦仕様 LM-HG 010 ビンテージ 当時物 : おもちゃ より画像引用