METAL ROBOT魂 『ライジングフリーダムガンダム』 レビュー
2024年12月14日
今回は劇場版ガンダムSEED、『ガンダムSEED FREEDOM』より主人公キラの搭乗する新たな機体、『ライジングフリーダムガンダム』のメタルロボット魂版を紹介したいと思います。2024年01月26日発売。丁度、映画公開日に発売されました。
……新機体なんて言ってももうすぐ1年経つんですね。早い早い。
先日、再販されたものがたまたまヨドバシで売ってたので買ってまいりました。新時代のガンダム、どのような出来になっているのか早速見てみましょう。
パッケージ
パッケージはこちら。
キラの機体らしく、青を基調としたパッケージとなっております。また、各部には劇場版SEEDのキラの所属組織「コンパス」のエンブレムがあしらわれています。
ブリスターは2枚。
本体と武装等が入っているものと、台座、スタンドがが言っているものに分かれています。最近はこんな何時でコンパクトにまとまっているものが増えましたね。
本体
まずは武装等を付けずにブリスターに入っていたままの本体だけの状態で見てみます。
イメージ通りのデザインといったところ。スマートでありながら、肩回りはがっしりとしていてカッコいいです。
顔をアップで見てみます。
重田作画っぽく目が細めで、原作再現も充分。また、頬のグレー、バルカンもしっかりと塗られており色分けもやはり完璧でした。
各部にはコンパスのエンブレムや型式のマーキングが施されております。ディティールも過剰すぎず、適正な感じでいい感じです。ただ、右肩の型式のマーキングが青地にグレーなので結構見辛いです。
可動
可動を見ます。
肩、足の開脚からです。
肩はきっちり水平にまで上がるため問題なしです。開脚に関しては腰のレール砲が干渉するため180°までは行きませんが、充分でしょう。
またこの商品、足首の可動が良く、接地性が非常に優秀です。上述した可動までであれば問題なく接地します。
肘、膝90°以上曲がります。膝立ちも問題なく出来、ポーズの幅も広がりそうです。
腰回りの可動です。
意外にもあまり回りません。50~60°くらいの角度でしょうか。まぁ、腰を捻るポーズくらいは全然とれますので及第点といったところでしょう。
首は真横まで曲がります。こちらも問題なしでしょう。
身体は前後に結構傾きます。SEEDの機体は特に前に体を傾けてポーズを取らせることが多いのでここは助かりますね。
左右にも結構傾きます。この体の傾き具合は良く、優秀です。
バックパックももちろん可動。
ウイングの部分は大きく動きませんが、変形した際に頭部になる部分(白い部分)は変形ギミックの関係で大きく動かすことができます。
ウイングは横にも動かせます。ただ、ここに難点があり、横に広げすぎるとジョイント部分が若干浮いてします。
アップで撮るとこんな感じ。この状態で動かすと結構簡単にポロリするのでウイング左右の動きは制限されることになっています。
付属品
次に付属品を見てみます。
まずは外側のウイングです。これは付属品というよりも大きさの関係で付けられなかったパーツといったところです。
当然展開も可能です。シルエットが大きくなるため迫力出ます。やっぱこれだね。
シールドであるフラッシュエッジG-3です。黒と赤のカラーリングですがしっかりと際まで塗り分けられています。
また、後述する変形ギミックの兼ね合いで、このように赤いラインが展開します。
また、ビームブーメラン再現用のビームエフェクトも3種付属。
ビームライフル。
カラフルですがこちらのカラーリングもしっかり再現。口述しますが、フォアグリップが可動するギミックもあります。
ビームサーベルとエフェクトパーツもしっかり2本分付属します。
ビームシールド用のエフェクトも両腕用の2個付属します。薄い素材でできており、乱暴に扱うと破損する可能性があるため注意です。しかし、雰囲気あります。
ハンドパーツはデフォルトで付いているもの含めて4種8個付属します。基本的な握り手、平手、武器持ち手が付いてきます。
台座と支柱です。
コンパスとマーキングとライジングフリーダムの型番、機体名がプリントされており、シンプルながらかっこいいデザインとなっております。
変形や保持用に使うパーツです。可変機ということもあり、ここら辺のパーツは多めです。
予備用のアンテナパーツが1つ付属します。本商品は変形の兼ね合いでアンテナが干渉することがあるのでついてると安心ですね。
フル装備
シールドやウイングを取り付けてみるとこのようになります。
やっぱりフリーダム系は大きなウイングがあると映えますね。
ウイングを展開するとやはり迫力が出ます。また、この状態でも自立ができます。ただし、結構バランスが難しいので、安定してディスプレイしたい場合は素直にスタンドを使いましょう。
ギミック
ここからは武装などを使い、ギミックを見てみます。
付属するビームエフェクトをシールドに取り付けることでビームブーメランの状態を再現できます。
左右のウイング部分にもしっかりビームエフェクトを取り付け出来ます。細く、細かいパーツですがしっかりと再現されています。
こんな感じで射出状態を再現可能です。
ただし、これがこの商品の難点です。というのも、この商品にはビームブーメラン専用のスタンドパーツが付属しません。すなわち、この状態で展示するには別売りのスタンドを用意しないといけないのです。(ちなみに、自分は100均で買ったスタンドを使ってます。)
ライフリの目玉ギミックなので少し値段が上がってもそれ用のスタンドかパーツが欲しかったです。
サーベル、エフェクトパーツ共に2つずつ付属しているので二刀流も問題なく可能です。
個体差かもしれませんが、左の持ち手がやや緩く抜け落ちてしまうことがありました。
また、サーベルなどを持たせるときには、リアスカートにライフルを収納出来ます。羽に干渉するため結構ポロリする印象が多かったです。
ビームライフルのフォアグリップは上述の通り可動し、このように両手で持たせることができます。
腰のレール砲「ヴァイパー3」は差し替えなしで展開が可能、射撃状態の再現ができます。
ウイングに収納されているビーム砲、「アグニ砲」「シュトゥルムスヴァーハー」もフリーダムの「バラエーナ」同様の方法で展開可能。ここの可動はかなりスムーズにできました。
ビームシールドは差し替えで取り付け、再現可能です。
エフェクトパーツとジョイントパーツをツメカケパーツと取り換えで取り付けます。
2つずつ付属するため、両腕に取り付け可能です。
変形
皆さんもご存じの通り、ライフリにはキラの乗機としては初めての変形機能が搭載されています。もちろんこちらも再現されています。
まず、ライフルとシールドを取り外し。
ウイング部分を上に引き上げます。
アンテナをバックパックのカバーの中に収納し、顔を覆います。
ジョイントパーツを腰に取り付けまして、ウイング部分を下に下げます。
足首を折りたたみ、ふくらはぎのスタビライザーを展開します。
シールド裏のパーツを専用のジョイントパーツに差し替え、表面の赤い部分を分離させます。
シールドの空いた部分にライフルを差し込みます。
シールドとライフルのパーツを胴体部に取り付けて、頭部のウイングを展開して完成です。
所謂寝っ転がり変形なのですが、かっこいい感じです。ただし横から顔が見える。
ジョイントパーツはこのように取り付けます。結構アンバランスな感じですが、スタンドに取り付けてみるとかなり安定します。
ブンドド
ええ感じですねェ……。
やはりライフリかっこいいです。
感想
以上、メタルロボット魂より『ライジングフリーダムガンダム』の紹介でした。
ビームブーメランの射出再現パーツが付属しなかったり、動かしてみると若干ポロリが気になりますが、プロポーション、可動自体は良好なため、好みのポージングでディスプレイしてあげるとあまり気にならないかもです。弱点もありますが、全体的には良い商品だと思います。
SEED好きな皆さんは是非コレクションしてみてはいかがでしょうか。是非チェックしてみて下さい。
メタルロボット魂『ライジングフリーダムガンダム』公式ページ様↓
Posted by キリシマ レアン
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