フィギュアレビュー 『Hyper Body 勝利の女神:NIKKE モダニア』
今回はグッドスマイルアーツ上海様から発売されたフィギュア、『Hyper Body 勝利の女神:NIKKE モダニア』を紹介したいと思います。
「勝利の女神:NIKKE」の中でも非常に高い人気を誇るキャラクター「モダニア」の可動フィギュアとなります。発売は2024年12月。
前回の記事から引き続きNIKKEのキャラクターフィギュアとなります。
私自身、NIKKEを始めたのがこのモダニアがピックアップされている時期でしたので結構印象深いキャラクターであります。皆さんもそのキャラ設定から好みの方も多いでしょう。さて、どんな出来になっているのか見ていきましょう。
パッケージ
パッケージはこのような感じです。
モダニアらしい黒を基調としたパッケージです。
各部の衣装などはシンプルに纏まっており、かっこいいですね。表面右上にはピルグリムのマークがあります。
内容
箱を開けて内容を見ていきましょう。
ブリスターは2枚。
本体と表情パーツが付いているものと、武器類が入っているものの2枚に分かれています。
(見にくくてすみません。)
ハンドパーツと台座が入っている袋も入っていました。
あとは説明書が入っています。
付属品
表情パーツは本体に元々付いているものに加えて、上記の3つ、計4つが付属しています。
基本的なものが付属しています。
ヘレティックに属していた際に着けていたバイザー(?)も付属します。
差し替えで取り付け可能です。
もう1枚に入っている武器類です。
また、しゃがみポーズの際に差し替える衣装パーツも付属します。(右のパーツ)
ハンドパーツは元々付いているパーツに加え、平手と握り手の合計3種類付属。
使わないパーツはここに付けておくことができるようです。
台座のパーツと保持用のパーツです。
台座は透明なシンプルなデザインです。
本体
モダニア本体です。
表情などを含めて、原典に近いデザインで忠実に再現されているように感じます。
特徴的なスーツのテカテカした感じの質感も再現されています。
可動
可動を確認してみましょう。
肩と足の開きはこんな感じです。
足の可動は控えめですが、肩は水平まで上がります。
肘の可動は非常に優秀で、かなり曲がります。
しかし、弱点として髪型の関係上、2枚目の画像以上に肩を回すことができません。これ以上回すと肩が外れてしまいます。
膝もかなり曲がります。ここはしゃがみポーズを意識して作られるNIKKEのフィギュアならではと言えますね。非常に優秀です。
しかし、後述しますが膝の曲がりに足首の接地が追い付いていないため、しゃがみポーズを取らせるとやや不自然な感じになってしまうことがあります。
身体は前に結構傾けることができます。射撃のポージングを取らせやすい作りになっています。
同様に腰も柔軟に回転させることができます。
上述の前傾と含めてポージングにかなり表情をつけることができそうです。
ふとももには回転軸があり、内と外に回転させることができます。
180°ぐるりと回転させることができ、内またのポージングを取っていることの多いモダニア(個人的な感想)のポーズを容易に再現できます。
足首はロールが付いている為、上下に可動させることが可能です。
しかし、上述している通り膝は大きく動かすことができる故、それに追いついておらず完全に接地させることができません。しゃがむポーズを取らせるとやや不自然な感じになってしまっています。
手首に可動軸が付いている為、このようにスナップをさせることができます。
頭部も可動もやや苦手で、横に動かすことがあまり出来ません。
これもまた髪に干渉するためですね。大きく動かすと頭が取れてしまいます。
全体的に、髪や各部パーツが干渉するため動きに制限がありますが、簡単にポーズを取らせてディスプレイするくらいであれば問題なく出来そうです。
フル装備
付属品などを全て付けた状態を見てみます。
武器自体が大きいこともあり、ボリュームが増して迫力が出ます。
前半に貼った画像から見てもわかる通り、一応台座なしで自立させることができますが、武器を取り付けると重さが出るため自立が困難になります。おとなしく台座と保持パーツを使いましょう。
この状態で各部ディティールを見てみましょう。
デカァァァァァいッ説明不要!!
スーツをアップで見てみます。
スーツの透け感と言いますか、薄めの質感が上手く表現されています。いい助平さですね。
各部のマーキングといったディティールも忠実に再現されています。
アップで撮影していますが、かなり細かいマーキングでありまして、情報量が良い感じに多めです。
モダニアと言えば包帯ですが、そこも再現。
髪の色とは別色の白を用いており、区別されています。
また、細かいところですがリボンの模様も再現されています。
左右の銃はこのように基部で動かして角度を付けることができます。
(ちなみに彼女の使うマシンガンは「ニューエイジ」という名前らしいです。)
アップで撮ってみます。
メカニカルな感じがかなりイカします。ガンメタリックとマットブラックの部分のコントラストが良いですね。マーキングなども細かいところにも拘りを感じます。
左の武器(?)です。内側のオレンジ色も綺麗に塗られています。
尻尾っぽいパーツですが、先端のオレンジ色が省略されています。
腰につける軟質パーツを付け替えることで射撃体勢を再現できます。
膝の柔軟な可動もあり、しっかりとしゃがませることができます。
武器類も前に向かせることができるため、射撃時のポージングも取らせられます。
画像だと見にくいかもですが、若干足首が浮いた状態になっています。ただ、あんまり違和感ないですかね?
頭部のパーツを付け替えることで、ヘレティックとして敵対していたバイザーを付けた状態を再現できます。
一応全ての表情差分に取り付けることができます。
また、下からはこんな感じでやや目が露出した状態になります。これはこれでいいですね。
現状ではできないバイザーを付けた状態での射撃ポーズで。こっちの状態はコスでも確かでていませんよね?
かっこかわいいとはこのこと。
このように劇中のポーズは問題なく取らせて飾ることができます。
最後に本編のモダニアと比較。
質感の違いなどもありますが、概ね再現されていますね。アクションフィギュアということもあり良い立体化だと思います。
総評
以上、グッドスマイルアーツ上海様から発売された、『Hyper Body 勝利の女神:NIKKE モダニア』の紹介でした。
ところどころ動きが硬い部分もありますが、劇中のプロポーションやポーズをしっかり再現できるアクションフィギュアでした。
構造上の関係もあるかもですが、干渉する部分が多く、やや可動に制限がある点が弱点ですが、膝や肘などといった基本的な可動自体は優秀なため、しっかりとポージングを取らせることができます。表情パーツなども複数付属するため、好みのポーズなどでディスプレイできる点も良いですね。
また、高額のフィギュアと比べると価格も比較的抑え気味(それでも10K以上してしまいますが)なので、モダニアが好きな方は是非チェックしてみてはいかがでしょうか。
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