ROBOT魂 ブリッツガンダム ver.A.N.I.M.E. レビュー

2024年5月20日

 

今回は、「ガンダムSEED」シリーズ登場のMS、「ブリッツガンダム」のROBOT魂 ver.A.N.I.M.E.版をレビューしたいと思います。2023年12月23日発売(公式サイト様より)

21世紀のファーストガンダム、「SEED」シリーズの原初の5機のガンダムのうちの一機であるブリッツ。黒いカラーリングに惹かれた方も多いのではないでしょうか。個人的にも結構好きなMSなので楽しみです。

 

パッケージ

パッケージはこちら。

黒を基調としたパッケージとなっており、裏面にはソードストライクと対峙している劇中を再現した写真がプリントされています。また、可動を重視したver.A.N.I.M.E.ということで可動域の広さもアピールされています。

ブリスターはシンプルに1枚。SEEDシリーズの立体物はバックパックが大きく、個別に1枚用意されていることが多いのですが、ブリッツは初期の機体ということもあってか造形がシンプルなため、このように綺麗に纏まっております。

 

武装、付属品

次に付属品や武装を見ていきます。

攻盾システム「トリケロス」。ビームライフル、ビームサーベル、実弾武装のランサーダートが1つになった複合武装です。

造形はアレンジなどが少なく、劇中に忠実です。また、付属しているビームサーベルの刃を取り付けることができます。また、別売りのエールストライクの湾曲したサーベルのエフェクトも取り付けることができるとのこと。

ランサーダートは上の画像のように3本すべて着脱が可能です。

取り外しランサーダートは一応持たせることができますが、サイズが合っていないため角度をつけるとすっぽ抜けてしまいます。後述しますが、ランサーダート用の持ち手も付属しています。

ピアサーロック「グレイプニール」。ブリッツの左腕に搭載されているロケットアンカー。通常時のパーツ、展開時の爪が開いているパーツに加え、射出時再現用のリード線、専用のバーニアエフェクトが付属します。リード線には保持用のパーツを取り付けするためのジョイント穴が開いています。

※保持用パーツはブリッツに付属しません。

ハンドパーツは5種類10個付属。またそれらのパーツの上の画像のように専用の格納デッキに収納ができます。こちらは別売りの魂STAGEに取り付けができます。

 

本体部分

 

武装等を取り付けていない状態です。SEEDらしくスリムでスタイリッシュな造形です。

カラーリングもマットな感じでいい感じです。スラスターや差し色の赤も綺麗に塗られていました。

バストアップで1枚。センサーやカメラアイはクリアではなく、ガンダムマーカーのメタリックカラーのような感じの質感で塗られています。個人的に結構特徴的なアンテナの穴(?)の部分もしっかり再現されています。

 

可動

肩の可動や開脚を見ます。肩は水平方向くらいまで。開脚は股割りはできませんがこのくらい動けば十分でしょう。接地性も結構いい感じです。

肩のアーマーを反転させればもっと腕を上げることができます。

開脚に関してもサイドアーマーを逃がすことで最大限ここまで開きます。ただし、ここまで開くとアーマーがかなり取れやすくなるので注意が必要です。

肘、膝の可動です。肘は90度以上曲がり、膝に関しては膝立ちも問題なくできます。かなり優秀に感じました。

また、フロントアーマーの上部はこのように逃がすことができ、足の可動を邪魔しにくいような作りになっています。

顔の可動を見ていきます。顔を上にあげる動きは得意ですが、顎を引くのはやや苦手な印象。

顔を振る動きは問題なくできます。横には結構ぐりぐり動く印象です。

身体を逸らせる動きはそこまででもありませんが、特筆すべき点としてお辞儀をさせる動きはかなり良く、ポーズの表情付けがやりやすくなっております。

胸部は分かりにくいかもしれませんが内側に可動させることができ、腕を寄せることができます。

このように流石ver.A.N.I.M.E.といったような感じで可動域は優秀で、本体のプロポーションと併せて劇中再現がしやすいような作りとなっております。

 

フル装備

上述のトリケロス、グレイプニールを装備させた状態がこちら。やはりしっくりきます。

注意点として、トリケロスの取り付けは結構キツめになっており、取り付ける際には破損に注意です。その点ポロリすることはほぼないかなと思います。

 

ギミック

可動のギミックとしては以上の通りですが、このブリッツにはもう1個特筆すべきギミックがあります。それは……

 

 

 

 

 

 

 

 

「母さん……僕の……ピアノ……

 

付属のパーツを使用することでブリッツが撃墜されるシーンを再現可能です。これは素晴らしい(?)ですね。ちなみに、これも別売りのシュベルトゲベールを取り付けることができ、パイロットのニコルくんが死亡するシーンを完全再現可能。すごい。

また、こちらの再現にあたって、左腕の破損を再現するためのパーツと、ランサーダートと一体化している専用のハンドパーツが付属します。

ブンドド

 

感想

以上、ROBOT魂 ver.A.N.I.M.E.より「ブリッツガンダム」のレビューでした。

劇中再現度の高いギミックが多く搭載されており、且つ可動もかなり優秀と動かしていて楽しい商品でした。別売りの商品があればもっと楽しくなると思います。(自分は持っておらず紹介できませんでした。申し訳ありません……。)

ガンダムSEEDが好きな方は購入しておそらく公開することはないと思いますので、興味がある方はぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか。

 

公式サイト様↓

ROBOT魂 <SIDE MS> GAT-X207 ブリッツガンダム ver. A.N.I.M.E. | 魂ウェブ (tamashiiweb.com)