マキオン機体解説 『ストライクルージュ(オオトリ装備)』

2024年5月31日

皆様、おはようございます。家庭用マキオンやっておいででしょうか。僕はちょくちょくやらせていただいています。最近はいろいろ忙しく、やれていない時も多くなってしまってですね……。

今回は僕の使っている機体の中でもなぜか一番勝率のいい機体である『ストライクルージュ(オオトリ装備)』について紹介と解説をしていきたいと思います。使い始めた理由は……正直よく覚えていません。でも銀プレからはこの機体ばっかり使っていた気がします。もしかしたらその時期、カガリブームが自分の中で起きていたのかもしれません。 それでは紹介していきたいと思います。

機体概要

SEEDの続編、SEED DESTINY出身の機体でパイロットはオーブ連合首長国代表のカガリ・ユラ・アスハ。SEEDシリーズの主人公キラ・ヤマトの兄妹でもあります。(どっちが兄か姉かは不明)

この形態はアニメ本編では正直あまり目立ってなかった印象があります。どっちかっていうと種運命ではアカツキの方が印象深い感じ。……最もゲームでも映画でもムウさんの機体って感じですが。

本ゲームでは2000コストの射撃寄り機体として参戦。フリーダムのコストダウン版と自分は認識しています。サブとかが結構似ているので。ただ、こちらにもフリーダムにはない独自性があり、あちらと比べ優秀な点、弱い点があるため一概には言えないかもしれませんが……。 また、現行のアーケード版とはコンセプト自体が異なり、リフレッシュ修正で種割れによる時限強化機体になった向こうとは違い、マキオンの本機は純粋な射撃機体となっています。

射撃武装

メイン射撃:ビームライフル

コスト帯でみればやや威力高めのBR。威力75は前回紹介したレギルスのメインと同じ威力。 ルージュの中では動き撃ちできる唯一の武装。オバブのバレルロール撃ちなんてマキオンには当然ありません。

弾数は7発とコスト的に見れば多からず、少なからず。しかし特格のアシストからのアメキャンや牽制などでよく使うので無駄撃ち厳禁なのは言わずもがな。肝心な時に無いなんてことがないようにしっかり管理を。 メインからサブにキャンセル可能。即座にダウンを取れるため基本的なコンボです。

射撃CS:ビームランチャー(照射)

オオトリストライカーに搭載されているビームランチャーからゲロビを照射。 銃口補正はいいものの発生が遅い。また威力も低く、フルヒットで211ダメージ

一見すると低性能なゲロビだが、曲げ対応なため後方からある程度流すことができます。基本的に中距離で戦う機体ですがこの武装のおかげで遠距離でも主張はできるという意味では優秀な武装。 とはいえ、上述した通り威力は低く、かつ曲げ性能もガナザクやエクセリアなどの本職の後方機体などと比べると抑え気味でありこれを後ろで垂れ流しているだけでは当然勝てません。おまけにチャージ時間が長め。あくまでこういう択もあるあるという認識がいいでしょう。 覚醒中は下記の武装に変化します。

覚醒中射撃CS:一斉射撃

ビームランチャー、レールガン、ミサイルランチャー、バルカンを一斉射撃するルージュ版フルバースト。(しかし、画像の通りライフルは撃たない)wikiによるとフリーダム同様本来実弾のレールガンはビーム属性になっているらしいです。

通常時の射撃CSとは逆に発生が向上、ダメージ確定が早くなり、それでいて銃口補正は優秀という覚醒中限定にふさわしい強力な武装へ変化します。ただし曲げはなくなります。 フリーダムの特射同様に着地取り、押しつけなどで輝きます。チャージが長めという欠点もS覚醒中のチャージ短縮の影響でそこまで気にならないと思います。 しかし、覚醒中に少なからず射撃ボタンをホールドするためこちらに意識が行き過ぎるのも考え物。セカインや他の択もしっかり意識しましょう。

サブ射撃:ビームランチャー/レールガン

レバー入力の有無で性能が変化。どちらもフリーダムのサブの性能を落とした感じの武装。どちらも弾数は共通で常時リロード。  

○レバーNサブ:ビームランチャー

ビームランチャーを単発で打つ。よくある高威力系単発ビーム。 フリーダムのサブのように2連装ではありませんがビーム自体は大きく、誘導もそれなりに優秀。しかし無暗にばらまいても当てられる性能ではないので基本的にメイン、特射からの追撃や格闘の締めに。 また、注意点として単発ダウンではないため生当てした際には一応一発くらいBRを送っておいた方がいいと思います。  

○レバー後サブ/レールガン

レバー後入力で実弾の高速弾を発射。こちらもフリーダムライクな武装。

Nサブと比べると威力が落ちるものの弾速に優れ咄嗟の着地取りに役立つ。実弾な為マント持ちにもダメージ取っていける。しかし、高弾速が災いして誘導はあまり良くないです。位置によっては敵機体の頭上をかすめることも。 一応強実弾らしいです。あまり意識したことはないですが。

特殊射撃:小型ミサイル

オオトリストライカーから小型ミサイルを発射。wikiによると12発撃ってるらしいです。

個人的にルージュ1番の強武装。マキオンの時代にしては珍しく高弾速かつ誘導が優秀なわかりやすい強さを持つ武装です。おまけにヒット時にのけぞるため追撃をしやすい点も優秀。

早い弾速とそれなりに優秀な誘導で見られていない際にはかなりの頻度で当たってくれます。威力自体も悪くはなく、サブで追撃できるとさらにダメージを伸ばせます。 欠点をあげるとすれば、弾数が1、つまり途中キャンセルしても残りの弾数をストックしておくみたいな使い方ができず、全弾撃つためにはそれなりに足を止めていなければいけません。よく状況を見て使っていきましょう。

特殊格闘:ムラサメ呼び出し

オーブの主力可変機であるムラサメを呼び出すアシスト武装。追従系アシストで一定時間ルージュに同伴するタイプのアシストです。

メインへキャンセル可能でルージュ唯一の降りテクになります。 リロードはムラサメたちが完全に消えてから始まるため長め。また、レバー入れの有無で性能ががらりと変わります。基本的には優秀なレバー入れの方を使っていくことになると思います。  

レバーN特殊格闘:防御指令

ムラサメ3機をMS形態で前方に呼び出す武装。呼び出すというよりカガリのセリフ的に勝手に付いて来た感じ。

受けた射撃を防いでくれる射撃ガード系のアシスト。3機いるのとそもそもの呼び出し時間が長いため射撃ガード系のアシストとしてみれば優秀であるものの、逆にそれが災いして特格自体の回転率が悪くなるというジレンマを抱えています。特格のリロードはアシストが消えないと始まらないのでずっと残っていると特格のリロード自体がめっちゃ長くなります。

どうしても落ちたくない時に出番がありますが基本的には上述の通り優秀なレバー入れ特格の方を使用していくことになるでしょう。

○レバー入れ特殊格闘:防御指令

MS形態のムラサメ2機、MA形態のムラサメを1機呼び出す。

呼び出し時にMS形態のムラサメはBRを1射ずつ、MAのムラサメは前進しつつビームを3連射。その後MSのムラサメが追従しルージュのメインか特格再入力でBRを撃ってくれます。追従中はルージュの弾幕がかなり濃くなるため溜まり次第積極的に使っていきたいところ。

また、振り向きメイン、特射→特格で自由落下できるためルージュの攻守を支える重要な武装です。

何気に呼び出し時の攻撃がフルヒットするとかなりいいダメージを出します。使ってみるとわかる強力な武装です。

後格闘:対艦刀 投擲

その場で足を止め対艦刀を投擲。当たった場合はスタン。弾数無制限で二重スタンには非対応。

虹ステ可能でアメキャン前の姿勢制御やCSを貯めている際に頼ることになるでしょう。何気にメインズンダに混ぜると通常のBR3ヒットよりもダメージを伸ばせます。

足を止めるが銃口補正が良く格闘に対しての迎撃択にもなり、ヒットした際には後述する各種派生に派生できるためリターンも大きめ。逆に言ってしまえば格闘射撃派生があるためS覚醒中は後格→メインでの姿勢制御しつつの落下はできないため注意。

格闘

N格闘:対艦刀

平均的な三段格闘。特筆すべきことは特になし。横格闘よりも威力は高いためコンボパーツ向け。

二段目から各種派生が可能。基本的に派生するかNサブで締めるのがGOOD。

出し切りの場合は最速前フワステメインがつながります。

 

○N格闘前派生

対艦刀で斬り上げる一段派生。今時珍しいN格闘のみから派生できる派生です。

威力はN格闘出し切りよりもやや低め(N出し切り:179  前派生:170)であるものの、大きく打ち上げるためここから追撃が容易で、その後も状況も良き。

ここからNサブ締めで234ダメと手早く締められる割にはなかなかの高威力のコンボになります。

また、前派生から左ステップ後格闘で投擲する対艦刀をスカして派生に移ることができます。最速で後格を出すと対艦刀がヒットしてしまいますのでややディレイをかけて入力する必要があります。あと、射撃派生の場合は後格闘をヒットさせた方がダメージが出ます。

アドリブも効きやすく、ダメージも出しやすいため、N格闘を当てた場合は積極的に派生していってよいでしょう。

 

○格闘射撃派生

接近してアーマーシュナイダーで突き、後退しながらミサイルで追撃する派生。

各労から派生し、出し切ると強制ダウンを取れる派生。機敏な動きで後退するためカット耐性もあり、素早くダウンを取りたい時に派生するとよいでしょう。

しかし、この派生自体が低威力である点、なまじダウンを取れてしまうためダメージがとりにくい点が難点。余裕がある際には後述する特格派生やN格ヒット時には前派生に移るほうが良いでしょう。

後格闘からも派生でき、その場合はヒットの有無にかかわらず派生が可能。中々ないですが派生部分のみを当てた場合は強制ダウンにならずダメージを伸ばすことができます。

基本的にはこれ以外の派生かNサブで締めるのでいいと思いますが、カット耐性を得つつ、ダウンを取りたいならこれでしょうか。

余談ですがwikiには「ミサイル」と書いていますが、エフェクトなどを見るに明らかにバルカン系の武装なんですよね。よくわからん。

○格闘特格派生

サマーソルトで蹴り上げ→アーマーシュナイダー2本で突き→斬り開いて締める派生。

ルージュの中で安定して高威力を出せる派生。全ての格闘から派生できるため余裕がある際にはこちらに派生することでダメージを伸ばすことができます。

しかし、この手の武装にありがちな欠点として足を長く止めるのでカット耐性は高くないです。任意段からステップでキャンセルしてNサブで手早く締めるのもケースによっては重要。

ちなみに蹴り上げ部分は判定が強いらしく、前述する後格闘から出せるためタイミングを合わせれば迎撃択にもなります。とはいえ、あまり期待しすぎない方がよいでしょう。

前格闘:対艦刀(突き)

対艦刀で突きを繰り出す一段格闘。

よくある高威力単発格闘(威力90)。対艦刀のリーチ自体が長めなためそれなりに強判定で迎撃する際には使えるでしょう。サブが弾切れの時のコンボの締めにでも。

浮きが浅いため追撃は難しいが、最速後ろステップから後サブで平地でも追撃が可能。結構タイミングがシビア。

また、前格闘のみ派生ができないため注意。

横格闘:横薙ぎ→斬り上げ

横斬りで薙ぎ払い→斬り上げの二段格闘。

結構回り込む格闘。出し切り威力は低いもののルージュの格闘の中では頼れる性能。威力が低い点もNサブでの追撃や各種派生に頼ることができればダメージを伸ばせる。

自分から振っていくならこれでしょうか。それでも性能は高いわけではないので過信しすぎは厳禁です。

BD格闘:斬り抜け→右薙ぎ→唐竹割り

多段ヒットの斬り抜け→Uターンして横薙ぎ→唐竹割りで叩き付ける三弾格闘。

速度は普通ですが、伸びが優秀で闇討ちに使うことができる横格闘に並んでルージュが自分から振っていける格闘です。最終弾はバウンドダウンで追撃が容易な点も魅力。

しかも二段目から各種派生に移ることができるため疑似タイ気味の時にはさらにダメージを伸ばすことができます。特格派生とNサブを絡めれば250以上のダメージも叩き出すことができます。

覚醒技:オオトリ分離コンボ

名前の通り背部のオオトリストライカーを利用しての結構派手めな乱舞系の覚醒技。地味にオオトリ分離中は名称から(オオトリ装備)が外れます。

アケ版では入力時に強化に入るためそれだけで優秀な覚醒技ですが、マキオンでは正直微妙。

初段はスーパーアーマーでねじ込みやすいです。しかし、伸びがいまいちで、ヒット後も足を止める部分が多い点も難点。それに加えて先述した覚醒中の射撃CSが優秀なのも向かい風。かっこいいんですけどね……。

使うならばフィニッシュホールドのつもりで。これを使えば落とせるといったケースバイケースで使用するかどうかを選択しましょう。

 

覚醒

射撃寄りの後衛機のため基本的にはS覚醒推奨。覚醒中の射撃CSもチャージ時間が短くなるためガシガシ回せるようになる点やムラサメの追従アシストの弾幕量も目を見張るものになります。また、射撃武装を使っての自由落下もできるようになるなど恩恵が最も多いです。

覚醒タイプはSEED覚醒。カットインも種割れしてないし、武装にもまだマキオンの時は種割れはないんですけどね。防御補正はないものの機動力が上昇するためS覚醒でも動きやすくなります。

固定の際には保険をかける意味でE覚醒も視野に入ってくるでしょう。しかし上述の通りSEED覚醒なので防御補正はE覚醒そのものの防御補正のみで控えめな点に注意。

Fはあまりマッチはしてないかな。なんか強い人はF使っているのを見ますが。格闘自体はそれなりに振れるものはあるんですがS覚醒が最もマッチしているのでそれに押されている感じがあります。

立ち回り

射撃寄りの低コストの基本戦術に乗っ取って、相方にロックを取ってもらい、後ろからダメージを取っていくのが基本の戦い方。

特射のミサイルは弾速、誘導ともに優秀で後ろから積極的にばらまいていきたい。主力となるサブは明らかなオバヒにはダメージの高いNサブを、距離などによっては後サブを選択し撃っていきましょう。また、出せるときにはレバー特格の追従アシストをできる限り出しておき、足まわりの強化と弾幕量を確保しておきましょう。

闇討ちのチャンスができたら距離や戦況によってはBD格などをねじ込みダメージを大胆にとっていくこともできます。しかし、欲張りすぎは厳禁。耐久は580と低く、少しのミスでも耐久調整を崩されかねないのでしっかり戦況を見極めること。基本はしっかり射撃戦。

自衛力は高くないのでダメージを貰いすぎたらしっかり下がること。幸い後ろからでも機能する曲げゲロビの射撃CSがあるため手が出しやすい。

それでも詰められ、耐久がピンチになったら早めにスイッチして先落ちを貰いましょう。ルージュは覚醒がそれなりに強いほうなのでしっかり覚醒を通すことができればまだチャンスは全然あります。

 

僚機はもちろん3000が最適です。その中でもしっかりロックを集めてくれる機体が好ましいです。そうでなくともこちらの射撃戦に合わせてくれる機体もいいでしょう。

逆に疑似タイを仕掛けるような格闘特化機体はあまり相性は良くないかな。こちらはあまり疑似タイが強くないので下手するとズルズルとこちらが削られて耐久調整崩れてそのまま……といったことが起こります。常に僚機との位置を確認しつつ立ち回っていきましょう。機動力がそこまで高くないので合流するのにも一苦労します。

 

まとめ

如何でしたでしょうか。先日行われたSEEDの人気投票で見事カガリが1位になったということで勢いで書きましたが、解説できているといいのですが……。

環境2000コスト機体と比べると機体パワーが低めではありますが、武装の癖が少なく、わかりやすいものがそろっているため後衛機体を練習したいという方はこの機体にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。カガリとルージュの波きとるで!

アケ版では大きく仕様変更されているものの似通っている箇所もあるのでそれの練習としてもいいかもです。アケでは機体の性能もかなり上昇しているためそちらもおすすめです。

以上、マキオンのストライクルージュの解説でした。

ルージュのWiki↓

ストライクルージュ(オオトリ装備) – 機動戦士ガンダム EXTREME VS. MAXI BOOST ON wiki | マキオン – atwiki(アットウィキ)