ROBOT魂 イージスガンダム ver.A.N.I.M.E. レビュー
今回は、「機動戦士ガンダムSEED」シリーズよりライバルキャラ、アスラン・ザラの登場するMS、「イージスガンダム」のROBOT魂 ver.A.N.I.M.E.版をレビューしたいと思います。2024年05月25日発売。
奇抜な変形機構が特徴的な本機体。可動が優秀な本シリーズではどのように再現されているのか気になるところです。
パッケージ
パッケージはこのようにイージスの機体カラー、そしてアスランのイメージカラーである「赤」が基調のデザインとなっております。
以前紹介したMk-Ⅱとは異なる横に長めの箱となっております。
後の表紙はストライクとの激闘の再現とともに製品表示があり、横側には商品の簡単な説明や立ち姿などがプリントされています。
ブリスターは1枚のみ。
変形用のパーツなどの関係で付属品多めかと思いましたが意外とシンプルに纏まっています。
説明書は裏表印刷1枚のみ。
ちなみに中身はほぼ変形関連の説明となっています。
本体
本体を見てみます。
顔が小さめなのか肩が大きめなのか、特徴的なプロポーションとなっています。
ただし近年よくあるスマートな体形にはなっております。スラっとしていてかっこいいです。
バストアップで1枚。
バルカンのグレーなどがしっかりと塗り分けられており色分けは完璧です。
それ以外にもマスクの縦線やSEEDのガンダムっぽい細めのカメラアイなどが忠実に再現されています。
ただやはり顔と肩のバランスが気になりますね。こう見ると肩が大きめなのかもしれません。
また、アンテナが長めなので肩を動かすときに干渉して結構ポロリします。
可動
可動の確認に移ります。
肩の上がり幅はこのような感じです。
正直最近のROBOT魂の中では可動は狭めな方でしょう。肩とサイドアーマーが巨大なので、干渉しまっくてあまり動きません。
サイドスカートをズラす事でやや可動を広げることが出来ますが、それでも足を完全に広げることが出来ません。
肩はこのように上下に動かすことが出来ます。
種ポーズなどの怒り肩っぽい感じにしやすい感じです。
ただし、肩のジョイントがかなり外れやすいです。よく動きはしますがその分よくポロリします。撮影中もかなりの頻度で取れました。
膝と肘の曲がりはこんな感じです。
ここは優秀でどちらも90度以上曲がってくれます。
顔はボールジョイントになっているため真後ろまで回すことが出来ます。
顔は上にはそれなりに向いてくれますが、下にはあまり向いてくれません。
上半身の前後の動きは、俯きは結構できるものの、胸を張る動きは苦手でそこまで動きません。
腕やつま先のビームサーベルの発生器であるブレードはこのように柔軟に可動します。
スタビライザー(?)はこのようにやや動かすことが可能です。
足の付け根はこのように可動させることが出来ます。この辺は変形にも使いますのでその兼ね合いでしょう。
動かす際にはリアアーマーの一部を取り外してから動かします。
付属品
次に付属品を確認していきます。
まずはビームライフル。
特にアレンジなどはなく、グレー一色の成型となっております。
グリップの部分は上下に動かすことが可能となっています。
シールドです。
トールのスカイグラスパーを撃墜した武装ですが、しっかりと先端の部分がとがっておりいい感じでした。
ビームサーベル用のエフェクトです。
取り付ける際はデフォルトで装着されているブレードを外して取りつけます。
しっかりと腕用と足用の計4本付属します。
ハンドパーツはもともとついている握り手を含めて両手で計6種類付属します。
上記の画像のようにお約束通り専用の保管用パーツが付属します。
アンテナが付属します。
上の赤いパーツは変形の際に使う専用パーツ。赤単色でややアンテナ部分が短くなっています。
下のものは予備用アンテナとなります。
イージスの代表的な武装、「スキュラ」の発射を再現するエフェクトパーツが付属。
SEEDのビームらしくやや青っぽい白と赤のエフェクトとなっています。
バーニア噴出を再現するエフェクトパーツが付属します。
左右2つずつ、計4つ付属します。どれも形状は一緒です。
これらのパーツは変形する際に使用するパーツとなります。
左のパーツは変形の際に必ず使用し、右のパーツは使用しなくてもいい補助的なパーツです。
こちらも変形時に使用します。
関節部に取り付け、関節を延長するためのパーツとなります。小さいので紛失に注意しましょう。
こちらは変形の際にパーツを引っ張ったりするためのパーツです。
無くても変形自体はできますが、もしパーツを動かすのが難しい場合は使用することになります。自分は今回使用しませんでした。
フル装備
シールド、ライフル等の武装を取り付けた状態です。
既にランナーに入っている状態でバックパックが装着されているので、市リエットに大きな変化はありません。
気になって点としては、ライフルが腕の構造の関係上、真っすぐに保持できずにやや斜めっぽくなってしまうことが少々気になりました。
ただ、イージスは腕にサーベルがダイレクトで付いている関係上、仕方ないことかもしれません。
この状態で武装の確認や、エフェクトをつけてみましょう。
ビームライフルはセンサーの部分が綺麗に青に塗られています。
砲身が長めでポーズが決まってかっこいいです。
グリップを折り畳むと取り付け用のダボが出てきて、サイドスカートに取り付けることが出来ます。
上記の画像のようにライフルの厚みの関係で腕を真っすぐに下すことが出来なくなってしまいます。
サーベル用のエフェクトは元々付いている白いブレードのパーツを差し替えることで取り付けます。
こちらも柔軟に角度をつけることが出来、様々な表情をつけることが可能です。
足のサーベルが長めでかっこいいです。
バーニアパーツはサイドスカートに空いている穴に取り付けます。
ダボ、穴ともに小さ目ではありますが、こちらはポロリすることなくしっかり取り付けることが出来ます。
変形
この商品、そしてイージスの目玉はその特徴的な変形でしょう。
本商品ではその変形機構が忠実に再現されていますので紹介していきます。
まず、アンテナを変形用のものに差し替えます。
胸の部分を前に引き出し、ロックを外します。
頭、背中を後ろに持っていき、頭を折り曲げます。
その後、スタビライザーも上に持っていき画像のように動かします。
スタビライザーはやや硬めなので注意して動かしましょう。
上半身を90度ほど反らします。
その際にスキュラが露出します。
胸のダクトを回転させて角度を変更します。
フロントアーマーと、サイドスカートを外します。
足の付け根を上にスライドさせます。
その後、付属品の変形用のジョイントパーツを股に取り付けます。
取り外したフロントアーマーを変形用パーツにスライドして取り付けます。
そして、手首のパーツを引っ張り出し、ジョイントを隠します。
腕とブレードを展開します。
その後、肩のパーツの角度を腕に沿わせるように変更します。
腕のジョイントパーツの回転させ、上の画像のようにさせます。
腕を真っすぐに下ろします。そして変形用の延長ジョイントパーツを関節に取り付けます。
(上の画像はもしかしたら角度がやや変になっているかもしれません……)
足のブレードを展開し、X字になるように腕と足の角度を変更します。
向きに気を付けてサイドスカートを再度取りつけます。
その際にライフルとシールドはサイドスカートに取り付けます。
以上で変形完了です。
変形のプロセスが長いですが、その分変形後のプロポーションは抜群に良いです。
イージスの奇抜な変形を少ない差し替えパーツでしっかりと再現しています。
サイズも大きく迫力があります。
足を広げることでスキュラの発射状態もや捕縛の再現も問題なく再現可能です。
足はかなり大きく開きます。
この状態になると干渉するパーツがほぼ無いためかなり動きます。
見えにくいかもしれませんが、上で紹介したもう一つの変形用パーツを関節にかませることでパーツを固定することが出来ます。
ただ、スキュラの銃口が隠れてしまうため付けると格好がつかなくなってしまいます。
正直付けなくてもある程度保持することが出来ます。
スキュラ発射用エフェクトを取り付けてみます・
2つのエフェクトを組み合わせ、銃口に直接差し込む形で取り付けます。
赤いパーツの根元はやや白くグラデーションぽくなっており、SEEDの高出力の赤白ビームを再現しています。
ブンドド
まとめ
以上、ROBOT魂 ver.A.N.I.M.E. より「イージスガンダム」の紹介でした。
正直、MS形態はパーツの大きさから可動が制限されたり、パーツ同士の干渉によりパーツがポロリしたりと結構難があると感じましたが、変形は少なめの差し替えパーツながらもかなり忠実に再現されていました。
全体的に変形ギミックや変形後のプロポーション再現するためにMS時がやや犠牲になっている感じがありました。
個人的な感想ですが、あまり遊びやすさは感じなかったかなといった印象を自分は抱きました。とはいえ、変形のプロセスは進化を感じますし、綺麗なスキュラ用エフェクトもついてくるのがポイントであるというのも確かです。
興味を持った方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
ROBOT魂 イージスガンダム ver.A.N.I.M.E 公式ページ様↓
ROBOT魂 <SIDE MS> GAT-X303 イージスガンダム ver. A.N.I.M.E. | 魂ウェブ (tamashiiweb.com)
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