えろげレビュー 『淫神供儀ネヲナ~TS変身退魔少女の屈服~』
※18歳未満の方は閲覧をお控えください
今回は、I’m moralist様より発売されました、『淫神供儀ネヲナ~TS変身退魔少女の屈服~』
を紹介させていただきます。販売開始日は2024年7月16日。
ハード系の作風が特徴的なI’m moralist様から新作が発売されました。予告が出た時から発売を愉しみにしていたゲームです。また今回はTSものということで私好みのよりフェチズムを感じさせてくれそうな作品となっています。
今作はいったいどのような作品に仕上がっているのか気になることでしょう。早速紹介していきたいと思います。
ストーリー
毎晩悪夢を見るようになってしまった主人公。その夢の内容とは「男である自分が女となっていて、異形の怪物に犯される」というものだった。
そんな淫猥な夢を他の人に相談できるはずもなく悩んでいた主人公。その日もまた同じ悪夢を見ていた彼だったが、夢から覚めて起きてみるとなんと現実でも女の身体になっていたのだった。
専門家の教授に話を聞いてみると、主人公は淫界の悪魔に大変気に入られてしまったとのこと。淫界を専門にしている教授もここまでの症状はかなり珍しいと言い、主人公の症例は国内初らしい。
同じく淫魔に付かれているという女性「伊早瀬アラカ」から取り憑いている悪魔はかなり強力なものであると知らされる主人公。またそのような強力な悪魔は祓うのが大変難しいとのこと。
また、その説明の際に「名前は呪いに使われやすいため、本名は明かさないほうが良い」との助言を受け、主人公はアラカに偶然TVでやっていた作品の名前から「ネヲナ」と名乗るように勧められる。
そしてこの「アラカ」という女性、大変位の高い退魔師であり「ネヲナ」は彼女のもとで元の身体に戻れるように修業をすることになった。
かくして彼(彼女?)の退魔師としての生活が始まるのであった。
ゲームシステム
ゲームは3Dグラフィックを主体とした2D横スクロールです。キーボードで移動したり、モノを調べることでイベントを起こしていきます。
最初はチュートリアル的なステージを進め、それをこなすとメインとなる異界へと話が移っていきます。
(ちなみにチュートリアルをすべて完了せずともメインストーリーへ進むことが出来ます。システム上周回を何度かするつくりになっているため嬉しい仕様です。)
メインストーリーへ突入すると、異界になってしまった学園の生徒たちを救うべく退魔師ネヲナが異界の最深部へと向かうことになります。ネヲナの目的はその異界の最下層まで辿り着き、異変の元凶を倒すことです。
ステージはルート選択式となっており、プレイヤーがルート選択をしてステージを攻略→ルートを選んで……といった風に進めていきます。
ステージのアイコンによって大まかに起こるイベントを知ることが出来、自身の状況に応じて選択することでスムーズに進めることが出来ます。
ステージは上述の通りイベントによってパターンがあり、基本的にステージにあるオブジェクトを調べることで様々なイベントが起こります。(例:敵と戦闘、アイテム入手etc……)
また、オブジェクトを調べた際の選択肢によっても起こるイベントが変化します。戦闘を避けたい場合などは選択肢によってキャンセルできたりします。
あるいは、戦闘が発生するオブジェクトがステージにある場合でも調べなければそのままスルー出来る場合もあります。新たなアイテムを得ることなどはできませんが、余裕がない時などは素通りして温存という手段も取れます。
これらを繰り返してネヲナを無事に異界最深部へ導いてあげましょう。
そして、このゲーム最大の特徴はオリジナルのカードを使用した戦闘システムでしょう。
ネヲナと異界の敵との戦闘はカードシステムを用いて行われます。これは男性諸君にとっては激アツでしょう。
ルールを簡単に説明します。
ライフポイント的なものは存在せず、勝敗は相手のデッキを0にしたら勝利となります。昔あったカードゲーム、「ライ○オン」みたいな感じです。
手札のカードを使用するには「マナ」が必要になります。マナは「デュ○マ」のように手札からチャージする方式ではなくネヲナのターン開始時に3溜まっていきます。使わなかった分は次のターンに持ち越しができます。ただし最大マナ数である15マナを超えることはできません。
手札の制限枚数は4枚でそれ以上は持つことが出来ません。ターン開始時には手札が4枚になるようにドローしますが、手札が4枚ある場合は新しいカードを引くことが出来ません。GBあたりの「遊○王」のゲームのシステムにありがちなものです。
戦闘に勝利すると新たなカードを得ることが出来ます。
そして、このカードゲームシステムでの面白いところは強力なカード「悪魔の術」カードの存在です。
マナコスト0で上記の画像の通り超強力な性能を持っているカードです。このカードは戦闘中いつでも使用が出来るため、ピンチになった際、早々に決着をつけたい時などに大変便利です。
しかし、そんな強力なカードにリスクが伴わないわけがありません。どこかのカイザーが言いました「力あるカードにはリスクが伴う」と……。
「悪魔の術」を使用するとネヲナの異聞レベルが大きく上昇します。この異聞レベルが上昇するとネヲナがどんどん異界へと引っ張られていきます。この異聞レベルがMAXになってしまうとネヲナは異界から戻ってくることが出来なくなり、仮に最深部へ到達しラスボスを倒せたとしても良いエンドを迎えることが出来なくなってしまいます。
異聞レベルはレベルが上がっていくごとに悪魔イベントというイベントが発生します。えっちイベントです。
これを目的に異聞レベルを上げまくっていると上述した通りGOODエンドには行かないので連発しすぎも考え物です。しかし、終盤は敵の強力なカードや戦術を取ってくるようになるためこれを使用せずにクリアするのは難しく、使うタイミングが重要になっていきます。
また、悪魔の術カード使用後はペナルティとして、「悪魔の口づけ跡」が手に入ります。これはデバフカードである「発情」のカードをデッキに2枚加えるという効果があります。
あと、悪魔の術を使用した後、ネヲナが悪魔に連れていかれるアニメーションが発生し、悪魔にネヲナがエッチなことをされるイベントが挟まれます。これは段階によってアニメが変化し、ネヲナが徐々に異界に飲まれていく様を愉しむことが出来ます。
この異聞レベル上昇によりI’m moralist様が力を入れているエロステにも変化が生じます。ネヲナが堕ちていく様子を視覚的にもステータス的にも見ることが出来るためやりがい(?)があります。エロステの文章も相変わらず拘りたっぷりで見どころ沢山です。
カードゲームを愉しみながらネヲナが堕ちていく様子も楽しめる一石二鳥とはこの事。存分に異界を楽しみましょう。
総評
エロとカードという私の股間と琴線に大変ストライクな一作でした。
カードを集めてデッキを組むという要素から飽きにくいという点と、ペナルティがあるとはいえ悪魔の術の存在によって「詰み」が起きるということもないという要素が見事にかみ合っており、いい塩梅になっていると感じました。そして、悪魔の術カードなしでプレイしようとすると難易度が高くなるためやりがいも大いにあります。
個人的にびっくりしたのが同サークルの別作品『淫界人柱アラカ』主人公であるアラカの登場でした。
成長した彼女が登場し、主人公ネヲナの師匠となります。ちなみに『アラカ』の前半主人公も登場します。彼ら彼女らのえっちシーンもあるよ!
(『アラカ』の紹介ページはこちら→ えろげレビュー 『淫界人柱アラカ~JK退魔師ホラー探索RPG~』 – 趣味魔人 (shumi-majin.com))
以上の点でI’m moralist様の作品を遊んだことのある方はより楽しく、遊んだことのない方でもエロ方面でもカード方面でも楽しく遊ぶことが出来る作品となっております。
強いて気になった点を挙げると、セーブデータのスロットが5つと少なめなので小分けでセーブして遊ぶことがしにくい点でしょうか。それ以外は個人的に満足度が高かったです。
気になった方は是非は遊んでみて下さい。以上、I’m moralist様より『淫神供儀ネヲナ~TS変身退魔少女の屈服~』の紹介でした。
『淫神供儀ネヲナ~TS変身退魔少女の屈服~』販売ページ様↓
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