S.H.MonsterArts 『E・HERO フレイム・ウィングマン』レビュー

2024年11月1日

今回は「S.H.MonsterArts 」シリーズより、『E・HERO フレイム・ウィングマン』をレビューしたいと思います。2024年10月26日発売。

遊戯王GXの主人公、遊城十代のフェイバリットモンスターである「フレイムウィングマン」が「S.H.MonsterArts 」シリーズにて立体化しました。

僕自身、GXの世代ということもありフレイムウィングマンには非常に思い入れがあります。数々の名シーンを生み出してきたこのモンスター。一体どのように立体化されているのか楽しみであります。

パッケージ

パッケージはこのような感じです。

表面のフレイムウィングマンは角度が異なっていますが、おそらくOCGイラストを意識したポーズになっています。

裏面には、スカイスクレイパーをバックにした1話や卒業デュエルなどの印象的なシーンを再現した構図の写真がプリントされています。

側面はよりOCGイラストに近い感じになっております。近いというよりもほぼそのままで、このフィギュアの再現度の高さが分かります。

また、それぞれ側面のカラーリングは融合素材のフェザーマンの緑、バーストレディの赤を意識したものになっておりお洒落です。

また、箱の裏面には十代のフレイムウィングマンにまつわる台詞がプリントされています。

それぞれ、フレイムウィングマンの融合召喚、スカイスクレイパーの発動シーンの台詞が印字されていて思い出が蘇ります。

内容

箱を開けて内容を見てみます。

ランナーは1枚。付属品は結構少なめで、このランナーにはフレイムウィングマン本体、必殺技「フレイムシュート」を再現するエフェクトパーツ、あとは差し替え用のハンドパーツ、保持用の支柱やパーツが一纏めに入っています。

別の袋には台座が入っていました。

説明書は1枚。付属品が少なめということもあり説明書はかなりシンプルな感じです。

あとは珍しいもので、スカイスクレイパーのは型紙があります。ブンドドが捗りそうです。

本体

ブリスターを開けてみます。

まずは本体。良好なプロポーションです。独特なデザインをしていますがバランスよく立体化されています弱点としては羽や右腕が重い為、自立には難ありといった感じ。しっかり飾りたい方は台座と支柱を使って保持してあげましょう。

カラーリングはイメージよりも暗めな色合いとなっており、深みがありかっこいいです。

フレイムウィングマンの必殺技「フレイム・シュート」のエフェクトパーツが付属し、攻撃を再現できます。

ただの火球のようなエフェクトではなく渦を巻くような独特な形をしています。

ハンドパーツはデフォルトで付いているものに加え、平手と指を広げたバージョンの計3種類が付属。右腕がドラゴンな為ハンドパーツは少なめな感じ。個人的にはすっきりしていていいですね。

支柱は短いものが1本、長いものが2本付属。また、本体と羽を支えて保持するパーツが1つずつ付きます。

台座は透明でシンプルなもの。遊戯王のS.H.MonsterArts シリーズでよく使われるものとなっています。

可動・ギミック

足と肩の可動です。

どちらもかなり優秀です。ただし、右腕が重量の関係でやや垂れ気味になるのが気になるところ。ディスプレイの際に気になる方は支柱を使って保持してあげましょう。

また、右腕は大きい為、動かしていると結構干渉してくる感じがありました。

接地性に関しては平均的な感じ。

膝と肘の可動です。

肘は90度よりやや上、膝に関してはそれ以上にグイグイ動き、動きにアクセントを付けられます。

腰の回りは平均的な可動といったところ。回しすぎるとパーツが外れるので注意。

顔の上下の動きです。こちらも特筆するほど悪くも良くもないかなといった感じ。

右腕の手首はこのようにスナップさせることが可能です。ここもスムーズに動かすことができます。

足首の可動は個人的にかなり感動しました。上の画像のように爪付近の部分が上下にかなり動くため、膝を曲げた際の接地性はバツグンです。良いギミックです。

尻尾は全ての節にポイントが仕込まれている為ぐねんぐねん動きます。近年のエピオンのヒートロッドで遊んでいるイメージ。かなり表情をつけることができます。

右腕のドラゴンの頭は口の開閉をさせることができます。これによって表情をつけることは勿論、後述する「フレイム・シュート」の再現ができます。ちなみに舌は造形されてますが非可動です。

造形自体も模様や目のグリーンなどかなり緻密に造形されています。

 

羽も根元に可動ポイントがあり動かすことができます。畳んだり、上下に角度を付けることができます。ただ結構大きくボリュームがあるのでポロリしないように注意しましょう。

ちなみに羽自体の造形もマットで生物的な良い質感です。

 

支柱とエフェクトパーツを使用することで必殺技「フレイム・シュート」の再現ができます。

エフェクトパーツに穴が開いており、そこに支柱を取り付け、右腕でパーツを軽く嚙ませることで保持させます。

支柱自体も結構動かせるため、色々なバリエーションで攻撃できそうです。

ブンドド

カッコええっす……。

やっぱGXは最高やで^^

感想

以上、「S.H.MonsterArts 」シリーズより、『E・HERO フレイム・ウィングマン』の紹介でした。

元のデザインを忠実に再現し、それでいて質感はより生物感を感じさせるよう造形となっておりました。GX世代としてこれほど嬉しいことはない……!

羽や右腕などボリュームの大きさゆえの弱点はありますが、かなりボリューミーで満足感のある商品でした。

遊戯王ファンの方は是非手に取ってみてはいかがでしょうか。

S.H.MonsterArts 『E・HERO フレイム・ウィングマン』 公式ページ様↓

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