フィギュアレビュー『METAL ROBOT魂 ストライクフリーダムガンダム [Re:Coordinate]』

今回は『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』より登場したキラ・ヤマトの搭乗するMS、「ストライクフリーダム」のメタルロボット魂版、そのリメイク版を紹介します。2025年6月発売。

[Re:Coordinate]と銘打たれ、最新バージョンとして再商品化されたメタロボ版ストライクフリーダム。公式サイトを見ると、マーキングやカラーリングなどの刷新がなされているそうです。

かなりの人気機体であるため再販を望んでいた方も多かったかと思います。僕自身、元の方は持っておらず、ストフリは結構好きな機体なので入手したかったのですが、近くのイエサブで売ってたので購入しました。
……結構発売から経ってしまいましたケドね。

そんなことは置いといて、早速見ていきましょう。

パッケージ

パッケージはこのような感じ。

ストフリらしい青と金の2色を中心としたものとなっています。

パケのストフリがかっこよかったのでアップで1枚。

中々かっこよさそうですね。

ブリスターは3枚。

1枚目は本体+本体に取り付けるパーツ類、2枚目はスタンド+ドラグーン、3枚目はドラグーン展開用の補助パーツがそれぞれ入っています。

SEEDの機体はギミックが多い為、こんな感じで盛り盛りに入っていて満足感ありますね。

本体

ブリスターを開けてまずは本体から見ていきましょう。

本体のみの状態だとこんな感じです。

SEEDの機体らしくスマートな印象を感じさせるフォルムです。イメージ通りのストフリですね。メタルビルド版のがっしりしたアレンジも好みではありますが、原典に忠実なこちらもいいですね。

刷新されたらしいマーキングも特にくどさは感じず、良いアクセントになっていると感じます。

顔をアップで。

こちらもストフリらしいキリッとした顔つきですね。
割とフリーダム系の顔は立体化すると難しいような印象がありますが、イメージ通りのフェイスとなっております。特に横顔がかなり良い感じですね。

可動

本体の可動を見てみます。

開脚と肩の上りはこんな感じ。

ポージングを取らせ分には全然問題にならないくらいに動いてくれます。実際、劇中のポーズなども問題なく取らせることが出来ました。

また、レールガンを後ろに動かすことで完全な股割も可能です。

SEEDのポーズは足を大きく開くものが多いのでこれは嬉しい。

また、接地性も良く、画像のようにつま先は90°回転してポーズを取らせられます。

膝と肘は90度以上可動が可能。膝立ちも余裕で出来、かなり柔軟に動かすことが出来ます。

腰はぐるりと回転させられます。

SEEDは腰を捻るポーズが多いので(ry

顔の横の動きです。

こちらもぐるりと回転させられるため、あらゆるポーズを違和感なく取らせることが出来るでしょう。

また、首元を見ていただくと分かるかと思いますが、きっちりとフレームのゴールドも再現されています。
ストフリと超合金はかなり相性が良いですね。

顔の上下の動きはこんな感じで、これも特に問題はなさそうです。

体の前後の傾きはこんな感じ。

画像だと結構控えめに見えますが、ポージングの際には上の腰の回転なども含めてかなり忠実にポーズを取らせることが出来ます。

体の横の傾きです。

こちらはかなり動かせることが分かるかと思います。

ふくらはぎのスラスターは画像のように展開が可能。

ちなみにこちらもしっかり金色です。

ライフルを持たせない際には、腰のレールガンを後ろに回すことでライフルをマウントさせることが出来ます。

レールガンを後ろに回すとこんな感じになります。

付属品

次に付属品を見ます。

まずは高エネルギービームライフル。

勿論2本付属。カラーリングも忠実に再現されています。

グリップは画像のように折りたたむことが可能です。

片方のライフルには、ライフル連結ギミックを再現するための穴が付いています。

連結させるとこんな感じ。
流石に2つ繋げると結構な長物になり迫力が出ますね。

造形面の弱点として、腰にマウントする用のピンが大きく出ている点が気になりました。
他の立体物と異なり、収納が出来ないので結構気になりました。

ビームサーベルも設定どおり2本付属。

かなり小さいパーツではありますが、きっちりマーキングが付いております。ワンポイントとしてカッコよい感じに仕上がっております。

こちらも少し残念な点として、サーベルの連結ギミックが再現されなかった点があります。キラはアンビテクストラスハルバード(長い)よく使ってたので、少し寂しいですね。

ウィング部分はこんな感じ。
ブラック部分はマットな質感になっていて、ゴールドのフレーム部分とメリハリがついていてカッコいいです。

当然、ウィングの展開も再現されており、大きく開くことが出来ます。

スーパードラグーンはシャープな造形で再現度が高いです。

根元のゴールド部分も綺麗に塗られており、こちらも好ポイント。

ビームシールドは両腕分の2枚付属。

薄い素材でできている為、取り付けは注意して行いましょう。

ちなみに、裏側はゴールドで塗られています。中々見る機会無いからね。

ハンドパーツはデフォルトの握り手に加えて、平手、サーベルの握り手、ライフルの握り手の計4種が付属しています。

どれも綺麗にゴールドカラーでかっこよき。

台座とスタンドです。

台座は黒背景に青字で型式やドラグーンのウィングなどが描かれたお洒落なものです。

こちらは台座と本体を接続する用のピンと、ビームシールドを取り付けるためのジョイントパーツです。

小さい為、紛失に注意しましょう。

こちらはドラグーン展開用のパーツです。

上のパーツがバックパックと接続する用のジョイントパーツ、下の細いパーツはドラグーンを保持するためのパーツです。

フル装備

上記のパーツを取り付けて完成した状態を見てみましょう。

 

こんな感じになります。

イメージ通りのストライクフリーダムといった感じでかっこいいですね。

ウィングが大きい為迫力も満点です。

ウィングを開くとこんな感じ。

フリーダム系と言えばやはりこれ。ボリューム満点ですね。

また、ウィング部分は基部で画像のように動かすことが出来ます。

ただ、少し硬めなので慎重に動かしてあげましょう。

ギミック

次は各部のギミックなどを見ていきます。

ビームサーベルは勿論同時に2本装備させることが可能。

その際には画像のようにライフルは腰にマウントさせることが出来ます。

腰のレールガン、「クスィフィアス3」も当然差し替えなしで展開し、発射形態を再現可能です。

ビームライフルを連結させるとこんな感じです。

実際に持たせてみるとスケール感が分かるかと思います。
シャープな印象も相まって、かっこいいです。

特にギミックというわけではないですが、腹部の「カリドゥス複層ビーム砲」の発射状態を1枚。

媒体によって位置や形状が変わるこの武装ですが、これは原典のデザインとは若干異なる細長いデザインとなっています。

アップで撮るとこんな感じ。

デザイン的にはMGのストフリのそれに近い印象です。

ビームシールドも2本同時に取り付けが出来ますので、作中で行っていた白羽取りのようなポージングも取らせることが出来ます。

また、あんまり印象はありませんが、シールドの角度も変更することが出来ます。

前述したドラグーン用のジョイントパーツを使用することでドラグーンの射出状態を再現できます。

角度の変更などもできますが、こちらはそこまで柔軟に可動は出来ませんでした。ただ、作中のポーズを取らせる分にはあまり問題はありませんでした。

こんな感じでフルバーストはあまり違和感なく再現できます。

ブンドド

何枚か。

うむ、良い感じです。

やはりストフリは良い。個人的な感想ですが、フレームの金色がしっかり金色のストフリはカッコいい印象がありますね。

感想

以上、『METAL ROBOT魂 ストライクフリーダムガンダム [Re:Coordinate]』の紹介でした。

原典のデザインに忠実な、ストライクフリーダムの立体物の決定版と呼んでよい商品でした。

サーベルの連結のオミットや、ライフルの突起など気になる点もあるものの、概ねイメージ通りのストフリをブラッシュアップした良い商品だと感じました。
可動域も広く、印象的なポージングもきっちりと再現することが出来ました。

メタロボ版ストフリは僕自身ずっと欲しかったのですが+、いい機会に良いリメイク版が出てくれてよかったです。公式サイトを見ると、どうやら12月に再販がかかるらしいので、気になった方は是非チェックしてみて下さい。

『METAL ROBOT魂 ストライクフリーダムガンダム [Re:Coordinate]』 公式ページ様↓

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