METAL BUILD デスティニーガンダム-SOUL RED Ver.- レビュー
2024年4月18日
今回はMETAL BUILDにて発売されたデスティニーガンダム、そのSOUL REDバージョンを紹介したいと思います。
SEEDの機体らしく武装等も沢山あり、動かしていて大変楽しい機体です。
また、SOUL REDバージョンと銘打たれておりますが、可動等の変更はないそうなので、純粋にメタルビルド版のデスティニーのレビューとも思っていただければと思います。
パッケージ
配送時にはこんな感じのモノクロの梱包がされていました。(2020年ってロゴが入っています。我ながら紹介遅すぎ……)
表面にはデスティニーの武装が載っています。かっこいいですね。
モノクロの梱包を外すと、本パッケージ(?)が顔を出します。赤を基調としたデスティニーらしいパッケージになっております。大きく映ったデスティニーがイカします。やっぱりSEEDのMSはこういうの映えますね。
裏面には簡単な紹介文と各種ポージングが載っております。ここら辺は通常のメタルビルドとあまり変わらないですね。
内容はこんな感じです。本体部や武器は発砲シチロールで梱包されており、バックパックやエフェクトパーツはブリスターに入っています。デスティニー本体にはコスレ防止用にシートが巻かれています。
本体部分
サイドアーマーと肩のフラッシュエッジを取り付けてみまして、デスティニー本体部分の紹介になります。
メタルビルドらしく関節部分に使用されたダイキャスト、装甲部のマーキングなどで重厚感、ディティールともに素晴らしい出来です。各部もシャープでとげとげしい感じがしてかっこいいです。
通常版との違いとして、SOUL REDの名の通り、やや全体的に赤みが買っている(らしいです)。比較できず申し訳ないです……。ただ、その影響か発色はかなり良く写真写りがかなりいいですね。
バストアップで。右肩にはザフトのマーク、左肩にはデスティニーの型式番号がマーキングされています。
顔は従来のデスティニーと比べるとやや長めな印象を受けます。ポーズ付けてみるとそんなに違和感はないんですけどね。ダクトやバルカンの部分もガンメタっぽい色味できれいに塗装されています。あとアンテナが結構太いですね。デスティニーに限らずメタルビルドはマッシブなアレンジが多い印象があります。
可動
開脚と開脚についてはこんな感じです。フラッシュエッジやサイドアーマーが干渉するためこの状態だとやや物足りない感じがするかもしれません。
しかし、サイドアーマーと肩のアーマーをズラすことによってここまで開くことができるようになります。開脚は180度、肩はそれ以上に上がり、かなり大きく開くことができます。SEEDの機体らしくダイナミックなポーズが期待できそうです。ただし、接地性はあまりよくない感じですね。ただ、正直ポージングの際はスタンドを使われることが多いと思うのであまり気にならないと思います。
余談ですが、サイドスカートをアップで。こんなに大きいです。逃がさないとかなり干渉してきます。このメタビル版デスティニーはここが鬼門ですね。造形自体は大きさも相まってかっこいいのですが。
肘、膝の可動です。こちらはかなり優秀。膝立ち等も問題なく可能です。
注意点として、ダイキャストということで最初は結構硬めなので、注意して動かしましょう。
手首は上のようにスナップを利かせることができ、柔軟に表情をつけられます。
腰はこれくらい回ります。普通に優秀ですね。ただやはりサイドアーマーが干渉するためうまく逃がしてあげる必要があります。
胴体の傾きです。左右はメタルビルドの中では普通でしょうか。それでも優秀ですが。
前後の動きは結構いいですね。特に前屈の動きがグッドです。種ポーズはわりかし前に傾けるといい感じになるのでポージングのキレがよくなりそうです。
顔の角度を見てみます。左右へはそれなりに傾けられます。
前へはかなり傾けられます。ガンダムは顎引くといい感じのポージングができますのでここは素晴らしい。グッと引き締まった印象のポーズが取れそうです。反面、上にはそんなに向かない感じですね。
フラッシュエッジは取り付け部が上下に動き、柔軟に角度付けができます。ただこの機構が原因で、アーマーをずらさないとあまり腕が上がらないという弱点があります。
ふくらはぎのカバーは展開可能。上に展開することでスラスターが露出します。
付属品
高エネルギービームライフル。
造形自体はシンプルながら、グレーとシルバーの2色が使われておりかっこいいです。
後の部分にはライフルの型式番号のマーキングがあります。(実はこのビームライフルの型番初めて知りました……)
フォアグリップは例のごとく可動します。両手持ちも可能です。また、センサー部分も倒すことができます。
リアアーマーにこのように取り付けることができます。
対ビームシールド。
差し替えで右の画像のように展開が可能です。
アロンダイト。
デスティニーの代名詞のような大型のビームソードです。差し替えなしで下の画像のように展開が可能です。メタルビルド自体が大型スケールなのも相まってかなり迫力があります。
エネルギー長射程ビーム砲。通称、「名無し砲」
暗めのグリーンのカラーリングがイカします。差し色の赤、シルバーも良き。
こちらもアロンダイト同様差し替えなしで右の画像のように展開ができます。また、右側面には保持用のグリップがあります。
フラッシュエッジ2 ビームブーメラン。
先ほどの可動の部分では取り付けてありましたが、こちらも紹介。
かなり鋭くアレンジされておりいい感じです。こちらも従来のフラッシュエッジと比べると大きく迫力が出ます。
ソリドゥス・フルゴール ビームシールド発生装置。名前が長い
きれいな青のパーツで再現されています。また、右の画像のように装着する際には腕の装甲と差し替える形になっております。素材は結構薄めなので破損させないように取り扱いに注意しましょう。
バックパック。
大型かつ、かなり刺々しいアレンジが施されています。ウイング部分の赤は2色使われておりメカニカルな印象を受けます。
基部はメタリックな塗装。また、上記のように展開させることができ、大迫力で素晴らしい。
バックパックのスラスターはカバーを上に展開することで展開することができます。
光の翼。
デスティニーの目玉でしょう。上記のバックパックと併せるとすさまじいボリュームになります。
従来のデスティニーの光の翼はウイング部分にはめ込ませるだけでしたが、ボリュームがボリュームなだけに保持用の透明な取り付けパーツがあります。また、光の翼自体もかなり厚めでそこそこ重量感があります。
翼は大きいパーツと小さいパーツの2つがあります。大きいほうをウイングの上部に、小さいパーツを下部に取り付けることができます。
ハンドパーツと付属のスタンドです。
ハンドパーツはもともとついている握り手と合わせて合計5種類10個付属します。爪先がかなりシャープで悪魔っぽくてかっこいいです。また、パルマフィオキーナの銃口は薄いブルーで塗装されております。
スタンドのデザインは黒に「Destiny Gundam」と型番がシルバーで書かれているというシンプルなもの。シンプルさが逆にいい感じです。
フル装備
付属品等を取り付けてフル装備にしてみるとこのようになります。
バックパックをつけるとシルエットが一気に大きくなり迫力が出ます。これぞデスティニー。
実際にこの状態で武装を持たせてみます。
このようにシールドを持たせたままでも両手持ちが可能です。ただ、結構きつめな感じでした。
アロンダイトを持たせてみます。
握る部分がかなり長いのでこちらも問題なく両手持ちさせることができます。
アロンダイトにはビーム刃のパーツを取り付けることができ、作中の攻撃ポーズなどをしっかり再現できます。
高エネルギー長射程ビーム砲は設定どおりバックパックから外すことなく持たせることができます。ビーム砲自体はそこまで重量はないのでそのまま持たせるだけで保持することができます。
フラッシュエッジ2はサーベル用の長いものと、ブーメラン用の短いものが左右2つずつ、計4つ付属します。
個体差かもしれませんが、どちらも取り付ける際にはややキツめな感じでした。
ビームシールドの展開を再現。
シールドは2枚付属するため、両手に同時に取り付けることができます。
光の翼を取り付けて1枚。
先ほど書いた通り、光の翼自体がかなり巨大かつそこそこの重さがあるので取り扱い注意です。ポーズによってはスタンドでの保持が難しいこともあったのでそこが留意点です。(スタンドに取り付ける保持用のパーツも別途ありますが、ブースの大きさの関係上取り付けておりません。)
ちなみに……
光の翼を取り付けた全体像はこんな感じ。
これでも端っこの部分は映りきってないためそのボリュームの大きさがわかるでしょう。ボリュームもさることながら、満足度もかなり大きいですね。
また、光の翼は大きいパーツのみ取りつけることも可能です。臨機応変にポージングができそうです。
ちなみにパルマフィオキーナのエフェクトは付属しません。そこが少し残念でした。(欲張りすぎですね。)
それでも満足度は非常に高いです。
ちなみに今自分の手元にあるデスティニーを同じ感じのポーズで比較してみました。
(改造で使ったり古いものでパーツが紛失してしまっているものもあります。不快に思われた方は申し訳ありません。)
どれもいい造形ですね。
ブンドド
感想
以上、『METAL BUILD デスティニーガンダム SOUL RED Ver.』の紹介でした。
原典のデスティニーガンダムのカッコよさを残しつつ、大胆なアレンジもあるといった印象でした。
マーキング等もうるさすぎず、それでいてアクセントとしてしっかり主張しており、動かしていても、見ていても楽しい一作でした。付属品の多さもあり、ボリューミーで大変満足度の高い作品です。なによりカッコ良きです。
世間では劇場版公開間近ということもあり、SEED熱が高まっておりますが、自分もそれに煽られ、動かして、写真を撮る手が止まりませんでした。いい商品でした。
以上で今回の紹介を終わります。ありがとうございました。
Posted by キリシマ レアン
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