METAL ROBOT魂 ガンダム・バエル レビュー

2024年4月18日

メタルロボット魂紹介の第2弾。今回は『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』よりガンダムフレーム一号機である「ガンダム・バエル」を紹介。発売は2021年8月。(発送は12月)

色々な意味で人気の本機体。メタルロボット魂ではどう表現されているのかさっそく見ていきましょう。

パッケージ等

パッケージがこちら。暗めの色調に白いバエルがよく映えます。

ちなみにタイトルロゴは海外仕様。再版された鉄血のキットとかもこの仕様ですね。

ブリスターは2つ。元々武器等が少ない機体なのもあってシンプルな構成です。

付属のスタンドにはギャラルホルンのマークと型式番号。これもシンプルで良いですね。

本体部分

 

本体はこんな感じ。(ウイングがないとすごくシンプルに見えます。)

メタロボとガンダム・フレームの相性はバツグンで、シリンダーやパイプ部分のメカメカしい感じがたまりません。また、パイプ部分は赤く塗装されています。(設定画ではグレー。)

顔と胸部分をバストアップで。首付近のシリンダーもダイキャストで素晴らしい。眼の赤い塗装も正確でした。

各部にはデカールが施されています。右肩にはギャラルホルンのマークと型番。左肩にはバエルの固有マーク(MS Bibleによると角笛を模しているらしいです)があります。コーションデカールは赤色で基本カラーが白のバエルにとってもいいアクセントになっています。

メタルロボット魂
HG IBO

顔をアップで。顔自体がシャープになっているのに加えて、首周りの情報力が増えているのが分かります。

可動

可動についてはこんな感じです。流石ガンダム・フレーム。かなり動きます。

特にHGなどのプラモデルでも得意でしたが、股割ができるぐらいに優秀。また上の画像の通り接地がかなり得意です。

逆に肩はあまり上がらないような感じでした。そこは少し残念。ただし、肩アーマーを逃がしてやれば結構上がります。

例の土下座ポーズもしっかり決まり(?)ます。

手首はこのようにスイングが可能。ソードを突き出すようなポーズも無理なくとることができます。

武装類

まずは、スラスターウイング。基本は白ですが、ウイングの先端などがグレーになっており、情報量が従来のモデルと比べると上がっています。(写真だと分かりづらくて申し訳ないです。)

ウイングの稼働。かなり上に跳ね上げることができます。また、フィンの部分も可動。

続いてバエルソードとホルダー。それぞれブルーとゴールドの塗装が綺麗です。

付属のバエルソード2種
HGとの比較

また、バエルソードは2種類付属。(画像左) 右が通常の長さ、左がポージング用の長めのものです。ポージング用の長い方はやや先端が広がっています。

通常のものでもHGのものと比較すると大きくなっているのが分かります。(画像右) ほぼ同スケールのHGキットと比べても迫力が出ていい感じです。

ハンドパーツは平手に加えて上の3種が付属します。ガンダム・フレーム特有のシャープな指先がよく再現されています。

エフェクトパーツ

このバエルには特徴的なエフェクトパーツが付属しています。それらを紹介。

1つ目は鉄血シリーズ恒例の眼光エフェクト。このエフェクトパーツはバエルのアンテナパーツに挟んで取り付ける形になります。エフェクトパーツ自体に可動部はありません。

また、このように擦れや破損注意と言った注意事項が書かれているので、取り扱いには注意したほうがよろしいと思います。

パーツは左右逆に取り付けることが一応できます。ただ上の画像のようにエフェクトとカメラアイが若干ずれる形になります。

 

次にこのパーツ。何のパーツかと思うでしょうが正体はこれです。

バエルのもとに集え!

このシーン再現のためにエフェクトパーツです。

このようにバエルソードに挟んで使用します。見比べてみるとなかなかの再現度……

フル装備

スラスターウイング、バエルソードを取り付けた状態がこちらです。素の状態からウイングを取り付けるとボリュームアップしてかっこいいです。塗装も正確で気になるところはありませんでした。

ブレードホルダーはこのように角度をつけることができ、抜刀ポーズなどもとりやすくなっています。

ブンドド

見ろ!
力の象徴……
暴力だ!
バエルのもとに集え!

うん、かっこいい。印象的なポーズが多いので撮影していてとても楽しかったです。また、造形、可動が良好なので思い通りのポーズがばっちり決まりました。

感想

以上、メタルロボット魂「ガンダム・バエル」のレビューでした。メタルロボット魂のダイキャストとガンダム・フレームとのかみ合いの良さ、純粋な造形の良さなど素晴らしい出来だったと思います。

また、眼光エフェクト、ソードの十字のエフェクトなど痒いところにも手が届く満足度の高い商品でした。アレンジもそこまで多くなく、原典のデザインが好きな方にもおすすめの一品となっております。

撮影してた時の投稿者(イメージ)